スイーツ列車紀行~欧州・魅惑のお菓子誕生秘話  シチリア島〜パリ編の覚書 と関西でそのお菓子がたべられるところ

 スイーツ列車紀行~欧州・魅惑のお菓子誕生秘話~ - NHK

 2019年2月2日放送分 の覚書

そういや 録画見る途中でわすれていた

 シチリア島からパリまで! 地元で愛されるスイーツを味わい尽くすの極上の列車旅。 途中下車しながら甘いもの大好きな女優・高島礼子さんとヨーロッパ2600kmを走破します。 旅の始まりはイタリア・シチリア島。映画「ゴッドファーザー」で登場するクリームたっぷりのお菓子に出会い、海峡を渡る珍しい列車に乗り込みフィレンツェへ。ジェラートの誕生秘話を知り、スイスの絶景車窓を楽しみながら焼き菓子に舌鼓。そしてパリの最新ケーキに驚嘆! 知られざるスイーツ誕生の物語を紐解きながら、お菓子で心満たされるまんぷくの旅。お楽しみに!

旅人 高島礼子

 

 

 ヨーロッパの人びとに愛されているスイーツの秘話をめぐる旅

 旅人は高島礼子さん 豪華列車でシチリアからスイス、さらにパリを目指す

お菓子誕生の秘密

高島さんはお酒よりスイーツ派らしい

伝統の味〜最先端まで

イタリアのシチリア島から8つの列車をのりついで

 

シチリア島

シラクーザ駅 

Siracuza

 

文明の十字路

19世紀にイタリアに編入されるまでに

ギリシャ イスラム ローマ スペインによる支配

 

ゴッドファーザーに出てくるスイーツ

 カンノーリ

 

裏通りのお店へ ネリさん兄弟 マッシモ・ネリ

ナッツ ピスタチオ を使ったお菓子多い

カンノーリというと

今から作りますよ 2分で

小麦粉を油で揚げた生地に 羊の乳でつくったリコッタクリーム

飾りドレーンチェリー ピスタチオ  アーモンド

これだけはレシピがないのだとか

生地は小麦粉とココアパウダーをねりあわせ 薄く伸ばし 

マルク切り取り 金属の棒に巻きつけて 揚げる

リコッタクリームは季節によりかわるから 自分の記憶でつくる

羊乳 あっさりした牛乳を混ぜる 1:1とか

羊が食べる牧草だとか 天気で味も食感もかわるから

柔らかい場合は砂糖を減らす

Cannolo Terapiaかな

 

日本で見るのよりでかいし、たっぷりクリームをいれているようにみえた(自分の感想)

 

ハーレムでの主人への捧げ物として中世の時代につくられた

といわれている

男性の象徴をかたどった筒状のお菓子

 

食の快楽 体の快楽はいっしょのものとかんがえています

食は子孫繁栄のために必要なものです

おっぱいをかたどった 聖アガタの乳房というケーキもある

 

 

カンノーリがあったのは

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 あとは

パスティッチェリア アマレーナ 阪急梅田店(今は阪急百貨店内にはないかも)

本店は芦屋から移転してここ

パスティッチェリア・アマレーナ - 扇町/ケーキ [食べログ]

 

 

 

モディカチョコレート

チョコレートの元祖といわれている

モディカはシチリアの街の名前

1880年創業のお店へ

Antica Dolceria Bonajutoかな

いろんな味のがある

飴みたいにかたい 口の中で溶けない 噛むとチョコの味

バニラ 70%カカオ カルダモン ナツメグ 白胡椒

独特の食感 チョコなのにザラザラとした食感

食感はクッキー

表面はつるつる 中はざらっと

ヨーロッパにチョコレートが伝わった時の製法 400年前の作り方

チョコレートの元祖

カカオ 砂糖 少しの香辛料

低温で加工するので 砂糖の粒が残るからざらっとするのだ

中に白い砂糖の粒が見える

表面をツルツルするには職人の技 

パウンドケーキの空気ぬきみたいに器をたたきつけて 表面を滑らかにするのだ

チョコレートは紀元前 中南米

スペインが戦利品としてもちかえり

アラブからきた砂糖とあわせて 十字路のシチリアでコラボしてうまれたのだ

歴史の中で多様な文化をうけとめてできた

 

 

フィレンツェにむかう

寝台列車 10時間

午前0時 メッシーナ海峡 橋がない

連絡船に列車ごとつみこまれるのだ 30分の船旅

ナポリでのりかえ

 

ナポリ

スフォリアテッラを勧められる

貝の形のパリパリのお菓子

中にリコッタチーズ

表面に粉糖

朝食にみなさんよく食べられるとのこと

 

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さっきのアマレーナでもみかけました

 

 

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スフォリアテッラ  キッチンマーケットでも食べられる

 

 

 

フレッチャロッサ ビジネス特急 中に会議室もある フィレンツェにむかう

 

1932年創業の店 パオロ・ポンポージ

ジェラート発祥 元祖

昔ながらの味を守る

バディアーニ ジェラート

一番人気 ボンタレンティ

ジェラート誕生の頃の味をイメージして作った

皆 昔ながらの味という

生クリーム 牛乳 卵 砂糖 材料はそれだけなのですよ

甘いミルクベースの味

昔のジェラート作り機 19世紀の

木のバケツ 回すハンドル付き

発明者 ベルナルド・ボンタレンティ

ミケランジェロの愛弟子で芸術家でもある

グロッタ グロテスクの語源などもボンタレンティの作品

メディチ家のパーティー スペイン外交団に対して 驚くものを作れと言われ

かんがえた

かき氷のお菓子はあったが、甘いクリームをつかった斬新なアイディア

冷蔵庫のない時代 北100kmの山頂から運んできた

今でも氷室がのこっている

ジェラートは私たちの文化の一部です

 

 

このアイスクリーム製造機 日本でも

エーデルワイスミュージアムでみることができる

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ジェラート革命がおこった

シモーネ・ボニーニ

電気工事作業員だった

2008年 43歳にジェラート

ヨーグルト味の ヘーゼルナッツの ピスタチオ の

パルミジャーノチーズ

チーズのジェラート

世界初だったらしい

塩味のジェラートは初めてだとも

carapina とかかれた 黒いジェラートカップを考案

それまでは白がメインだった

フィレンツェで抜きん出るには他にはないものをつくらないと

トマトにのせたり

パンに挟んでとか

いろんなアイデアをだした

ガストロノミージェラート

食のイベント

広く知れ渡ることになった 料理にあうデザート

 

マグロ 表面だけあぶって

紫たまねぎ  炒めて 砂糖加え ジェラートにして添えた

 

 

今はチーズのアイスクリームは

コンビニでもたべられます 

アイスクリーム カテゴリーの記事一覧 - チーズケーキマニアへの道!!(世界の味を発見しよう)

今はないお店ですが 私の一番最初の記録はこれ

これも2008年6月ですけれど

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ミラノ

でのりかえ

駅構内のお菓子屋さん

Panzeraかな

ミラネーゼの定番はブディーノ・ディ・リーゾですよ

ミラノの伝統菓子 米どころなので

ブディーノ ディ リーゾ お米入りプリン焼き菓子

 牛乳と砂糖で煮込んだ米 卵を加えオーブンで焼く

(上から粉糖 タルト生地のようなものはない)

ライスがもちもち おもちプディングみたいと高島さん

 

 

 

 スイスをとおる

スイス マイリンゲン駅 途中下車

Meiringen という駅名の

伝統菓子発祥の地

 

17世紀に菓子職人が初めて作った

メレンゲ菓子

Boulangerie Angelo Rime Sàrl かな?

シャルル・リム マリー・ジョゼ・リム

Angero Rime

バケツ 1〜2リットルはありそうなバケツでメレンゲ菓子をうっていたり

高島さんも とにかくでかいと

15x5cmくらい?

これがグリュエル地方の生クリームよと これまた

洗面器台の器から

自家製なのと これまたたっぷりとメレンゲ菓子にのっけてたべる

口にいれたとたんにとけちゃう

2〜3日しか持たないのでもってかえれないの と

日本のはもっとかたい と高島さん

それは砂糖が多いのね まぜかたもあるわね

新鮮な卵白 砂糖を混ぜるだけ

いかに内部に空気をとりいれるか

ドイツのメーカーと開発した特注品の機械

水 油が1滴でも入ってはダメ

3万個/日製造者 120度 2時間 オーブン

 

 最初は売れなかった

兄弟の父アンジェロ・リム パン屋からメレンゲ屋へ

早起きが嫌だったからなのだが

収穫祭の時だけのお菓子だったのに、なんで毎日作るの?って

1日に手作り100個作った 売れない 車の後部座席に

蚤の市で配り歩いていた

会う人 会う人に配り歩く(箱入りで配っていたらしい) 無料で

次第に祭りの日以外でも食べるようになってきた

レストラン ホテルから注文が

スイス航空ファーストクラスからも注文が

スイスを代表するスイーツとなった

売れに売れて 怠けるどころでんくなった

工場の隣で寝泊まるするまでになった

84歳まで

 

 

 

メレンゲをつかったクッキーは

ケーキ屋さんでよく見かける

ので記載しない 

 

 

 

 

スイス ジュネーブ

食堂車 スイス文化です と

インターシティ

食堂車人気スイーツ 

ナッツケーキ パンナコッタ 700円くらい

ビバリ 中に蜂蜜とアーモンドが入っている おまんじゅうみたいな焼き菓子 180円くらい

 

 

ジュネーブ 

ミルクチョコレート

 酪農がさかんなので

創業1818年のチョコレート店 Martel

エステル・メイエールさん

パヴェ 石畳がモチーフ

150年前 カカオの苦味を和らげるマイルドなチョコが開発された

すごくやさしいかんじでとろけていく と高島さん

 

鍋のような形の足3本つき 蓋付き 持ち手つき 側面にオーストリアの紋章のような

上に建物(城壁 大砲 玉)のっているものもある

12月にでてくる

マルミット(鍋の形のチョコ)

というお菓子

すべて手作り

ジュネーブ市民の歴史の一部

チョコレートの激戦区 

一風変わった食べ方も

鍋チョコ 

これを割るのがジュネーヴの伝統なんです と

一番若い人と年長者がわる

言葉

アンシー ペリール レ ゼンヌミ ドゥ ラ レピュブリック

と言いながら 人と人の間に鍋

両手つなぎ合って ふりおろす

割れる

中にはマジパン? 野菜をかたどったお菓子が入っていた

 

割る歴史

1602年12月11日 ジュネーブを狙うもの 城壁に闇夜に

梯子をかけて 城壁をのぼってきたところ敵に

お婆さんが鍋をなげて撃退

それを模してつくった

その時の再現だそうだ

鍋は敵にあたってこわれた ってこと

言葉は こうして共和国は守られた という意味

鍋の中には野菜のスープがはいっていたらしい

 

ファブリス・ルルナールさんの作品

祭りで

大きな鍋をこわす

ここの中身も一緒

 

TGVリリアでパリへ

電車で食べるのはチョコ

TOBERONE  トブラローネ マッタホルンをイメージしたチョコ

モンブラン ケーキ

3分の2栗 下に生クリーム 底に砕きメレンゲ 生地なし

 

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アンジェリーナさんのモンブランとにているとおもった

今 阪急本店で売っている

 

 

 

パリ 

1730年から続く店 最も古い店 現存する中で

Patisserie Stohrer

重厚感のある扉  

当時からあるお菓子

ルイ15世ポーランドから連れてきたパティシエ

ババ・オ・ロム

お酒の入ったケーキ

ジェフレイ・カーニュシェフ

パンがきっかけ

ストレール ポーランドの人 長い旅行で 王の好物のパンがかちこちに

最初はワインにひたした

今はクグロフをラム酒入りシロップにそこにクリーム

 

 

何軒か支店のある アンティコアルアビスさんで

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ババをモチーフにしたケーキはこれ

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店内のフレスコ画

ピュイダムール 

食感を楽しむ工夫

パイ生地にカスタードクリーム

その上にグラニュー糖 キャラメリゼ 焼きごてをつかって

昔は炭で熱した鉄のこてをつかっていた

 

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ベルクルールさんのピュイダムール

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サントノーレ パイ生地にシューとクリーム

エクレア

もパリ発祥

 

応用編サントノーレだけど

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 5つ星の上をいくホテル

Le Meurice  ル ムーリスでアフタヌーンティー

ちょっとこれ多いわ 二人前にしては

 

上段 ケーキ3つ

 チョコ モンブラン リンゴ型

中段

 マフィンのような上に飾りのあるのと 直径8cmくらいのデニッシュ?パイ?

下段 サンドイッチ

 

 

 

シェフパティシエ 

スイーツ界のスーパースター セドリック・グロレさん登場 

最先端スイーツをご紹介

100万人のインスタのフォロアーをもつ 

見たこともないスイーツをつくる

 

ルービックキューブのようなケーキなど 22000円

2cm角 チョココーテイング それぞれにスポンジ フルーツ入り

 

スイーツには見た目のインパクトが求められています 

見た目にふりまわされず

味に集中 シンプルに味が感じられるように

 

これまでに2000種類のケーキつくってきた

 

モンブラン リンゴ みかんのような5つのケーキがでてくる

 

このリンゴケーキが名声をかっこたるものにした

 

まるで本物に見える

 

半分にわる

ホワイトチョコの皮

リンゴの果汁と皮で香り漬け クリームチーズ

小さなリンゴサイコロ状の果肉のピュレ

 

 

パリのパティシエである以上 進化していかねば

お客様の思い出を呼び起こすようなケーキをつくりたかった

そこでフルーツのケーキを作った

7歳の頃に苺をつんで両親にケーキをつくった思い出が

 

みかんのケーキ

チョコの皮 1mm

皮の表面の凸凹にこだわった

こちらもクリーム

中にオレンジコンフィチュール

 

自然な素材の味を表現したいのです

一番いいところをひきだしたい

 

 

2600kmのスイーツの旅はおわりです

 

 

このリンゴ型のケーキ

日本でもトライしている店がいくつかある

フランス から出店していた阪急百貨店本店内の店(ラ・パティスリー・デ・レーブさん)もかつてだしていた

 

 

ケントハウスさんでも出されている 現在も阪急百貨店内にも店あり

ここのオーナーさんの息子さんがパリに修行に行かれてという話があったようにおもう

ケントハウス 阪急店 - 梅田/ケーキ [食べログ]

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ラ・パティスリー・デ・レーブさん 今は閉店

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ここのケーキはちょっと違うけれど似ている イベント出店も多い店

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