ラ・パティスリー・デ・レーブさん その2

前回かいそこなったケーキ類にこころひかれ、またいってしまいました 阪急百貨店
ラ・パティスリー・デ・レーブさん LA PATISSERIE DES REVES PAR PSHILIPPE CONTICINI
ケーキは1個づつ ドームのようなところに見本が
ノート大のiPadをもったおねーさんが、 説明をだしてくださいます
その方に注文をいうと、番号札がわたされ、梱包できると 声をかけてもらえます
平日の夕方 高価なせいか、それほど混んではいません
1個500円くらいのケーキ ただ、小さいサイズが有ることに感謝
まあ、袋と良い ケーキの梱包といい、めったに見ないタイプで
これだけでも、 フランスの雰囲気?ただよいます
袋は 底が長方形の 長方形にたためるタイプでは有りません(底は船のような形) 中はピンク色です
案外ケーキ箱がかたよって、もちにくいです

ひものところに、例の お店のマークのピンクのプラスチックマークをつけてくださいますが、、
前回もかきましたが、、使いようがなく、、エコでないです
私は基本的に プラスチックスプーンも極力もらわないようにしているので、ちょっとかなしいです
どうしても、すててしまうので、、

それより、この つまようじのようなピン
箱の底に1cmの厚みの スポンジに見えるけれど、もっと堅い 発泡スチロールでもないけれど、、
そのような堅さの白いシートがひかれています
そこに、ケーキが このピンで固定されています

ケーキ3個で ピン8個 ピンは太いし野菜ピックに使うには短すぎるので やっぱり捨てます、、
そのわりには、きれいに固定されていません。
紙袋で、水平にもちにくいのも原因だとはおもいますが、、、
また 保冷時間もきかれることはありません。
一般的にフランスでは 1個づつ 紙でくるんだよーにしてもってかえる(ホールは箱単位)ようなので、
このように、ちいさなケーキを箱でもって帰ることは、ないのでは?
まあ、三越伊勢丹ラデュレさんは、固定さえされていなかったので、それよりは工夫されているのかも、、
つくづく、ケーキ おもちかえり文化は 日本のものだな、、と実感
それにしても、写真写りがよくないケーキですね、上手に撮れない!

直径8 高さ4 75gくらい
直径3cmのシューが5つ連なっています
冊子には ”シューの表面にカソナードのシュトロイゼルをのせて クリームは濃厚なヘーゼルナッツのクリーム +低脂肪の生クリームでふわふわに、 中にプラリネクリーム”  と書かれています
カソナード とはフランスのcassonade さとうきびからできたブラウンシュガーのことのようです
シュトロイゼル フランス菓子で「シュトロイゼル」というと、粉、バター、砂糖、(シナモン) 英語だとクランブル クッキーみたいなそぼろ、そぼろ状の生地のこと
プラリネ (Praline) は、焙煎したナッツ類に砂糖を加えてカラメリゼしたもの、今回はペーストプラリネだとおもうので、要は香ばしいナッツペーストですね、
ケーキ一つで 勉強になる、、
上面は パリパリの生地つきシュー 粉砂糖もかかていそう、
クリーム茶色 味が濃い、、なるほど、フランスのクリームだとここで飽きちゃうくらい濃いクリームがくるのですが、これは、味が濃いのにけっこうぺろりとたべられちゃう、あら不思議、、
中に 巨峰の種の大きさ程の茶色のクリームあり、(小さいシュー1個に 1粒分だけ) これが、プラリネらしい 、本当にちょびっと

11x4x3.7cm  145gくらい
リンゴ面は 8.5x4x3cmくらい
冊子には ”本来のタタンはリンゴの塊を敷きつめて焼くが、(略)、リンゴを桂剥きにしてそれをミルフィーユ状にして焼き上げる  生地はアンヴェルセパイ 横にそえられたシュトロイゼルが、、”と書かれています
アップでよーくみると 本当に薄いリンゴの層 千枚漬けの層よりもっと薄い、、本当にレースのような層(昨日ブログにかいたケーキよりリンゴの層はこちらの方がうすいように思います)
上面はツヤのある膜状にみえます
バターで飴状の部分はありません 薄いけれどとろっとしたりんご ところどころバニラビーンズがみえています
酸味 甘味あり
横のシュトロイゼル カリカリクッキー中にナッツ粒
パイ生地はパリパリ感がのこっています
すごいものです

  • スリーズ 600円

りんごにみえますが、 たぶんよーーーっくかんがえると サクランボのつもりなんだと思います
色がダークすぎて、、
日本のリンゴもサクランボも もっと鮮やかな赤で こんなに、ダークな赤ではありません
ここらへんに 外国のケーキを感じます
直径7〜8 高さ7〜8cm
しかし、この技術すごいこと、、
1〜2mmのダークチョコに 赤い膜状(甘酸っぱい)のものをはりつけ、
中は ほとんどやわらかムースでできています
いったいどうやって、つくったのやら、、、、
軸は 飴でした
ナイフをきると、なんともいえないチョコをわる感触、、、
膜が有るので、かろうじてわれてこわれない、、、
ナイフ無しでは 食べにくいお菓子、、
中は中央だけ アメリカンチェリーのような、甘酸っぱいダークな赤紫チェリー
チョコスポンジ チェリー チョコスポンジ チェリー 下の方だけチョコムース
で、残りのまわりは、
フワフワ 真っ白 バニラビーンズの見える 甘さ控えめ 洋酒きつめの 生クリーム〜ムース

  • カリソンフレ 180円  CALISSON FRAIS

冊子には ”南フランスの伝統菓子 カリソンは結婚式で手渡すマジパン菓子 これを再構築 味は9種 、、、”とでています
直径5 高さ0.8cm 18gくらい
よくあるリーフ形のアーモンド焼き菓子の応用編のようです
キャラメル味をかったので 上面茶色(いろんな色がありました)
上はべたべたせず、砂糖のまくのよう
下面は アーモンドいっぱいやわらかめの焼き菓子
その間 キャラメルのようなやわらかいクリーム
予想よりずっとやわらかいお菓子でした
日持ちは2日くらいのようです

冊子には コンティチーニさんがイギリスの田舎町をおとずれたときサブレの素朴な味に感動し レシピをゆずりうけ 再構築した とかかれています
直径6.5 高さ1.5cm 35gくらい たしか、日持ち3日くらい
日本にも もうよくでまわりはじめている 厚焼きクッキーと思ったのですが、、、
なにかちがいました
どうちがうって、説明できません 風味が違うのです
きっと、主任パティシエのコンティチーニさんも、なにか違うとおもって、レシピをきかれたぐらいでしょうから
まあ、わたしのような、素人に分かるはずもないんでしょうけれど、、
高いだけのことはあるとおもいました。
ガレット・ブルトンといわれているお菓子と同じ物だそうです
それにしても、今まで食べたガレットブルトンとはちがうようにおもうのですよね


高かったですが、まるでフランスに行った気分です
ずいぶん文化が違うんですね
楽しかったです またこのお店 いきたいです
でも、あのピンクプラスチック串等は いらないんですけど、、、
捨てるたびに 罪悪感、、、