サロン・ド・テ オ・グルニエ・ドール さんのチーズケーキ(4月平日で行列待ち50分くらい)

5月に閉店されるサロン・ド・テ オ・グルニエ・ドールさん (Salon de The AU GRENIER D'OR)
これだけたくさんの人に惜しまれながら
一度きりをつけるというお姿は
羨ましくもあり、尊敬するべき生き方だと思います



もともとのお店 斜め向かいの細い路地を入って行った先のお店
グルニエ・ドール
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26000471/
オープン日 2001年
2009年におじゃましたブログの記録がのこっています
http://d.hatena.ne.jp/taberunodaisuki/20090326/p1
2010年にこのサロンができ
2018年4月には 以前の店舗は閉鎖
ケーキのテイクアウトも新店舗の列に並ぶようになっていました


絶対混んでいるだろうからと
4月平日のオープン前に行きましたが、
オープン15分前に50人くらいの列が、、

店員さんが行列の人たちに 
 イートイン 青カード 
 ケーキとりおきor持ち帰り 赤カード
 予約 黄色カード
 受け取りのみ ピンク 
のカードをおわたしになり(番号は書いていない色紙)ますが

そのまま列通りです
このカード レジの前にもありました
時々くばりにいっているのかな?
列が短い時は自分で取りに行くのかもしれません


お店の人員もふやし キビキビとはたらいておられますが、
狭い店内に人人人、、
そりゃ無理でしょう
先にケーキのショーウィンドーで 残っていたら注文
その後店内にというコース
注文をすませて入店が開店後35分くらい
ケーキ到着10分後くらい
その後 レジで取り置きしていただいたケーキと喫茶の代金を払う


4月はたしか定休日の毎週水曜以外に26木がおやすみ
5月の最終水曜30はオープンされるとゆーてはったよーな、、
5月の最終日までスタッフはとても大変そうです


12時くらいにはピラミッドはうりきれていました
私が行った時点で パイ系はなく
タルトはたくさんありました


レジのところに

大きめのこのお店の名刺 裏に
 パティスリー オ・グルニエ・ドール
 エスパス・キンゾー お菓子教室
 サロン・ド・テ オ・グルニエ・ドール の地図と説明
N'importe quoi Hirotatsu Nishihara Kyoto
 パティスリー ナンパルトクワ
 18年秋オープン予定
 息子さんが場所を引き継ぎ新しいお店をオープンされるという名刺
La KLASSIQUE Cakes & Coffee and Relax
 グルニエ・ドールのパティシエさんが下鴨神社の近くにお店をオープンされるという名刺
があり
いただきました



  • フロマージュ サロン 490円(サロンで食べると容器代かからず テイクアウトは540円)

 プティ・ポ・オ・フロマージュ
 胡椒使用しています と店頭に
 器 直径7 高さ6cmくらい 白い分厚い陶器の容器
 上面に白いチョコで蓋 ハートマークにくりぬかれ ハートは下に
 ホワイトチョコの上にフランボワーズ一個
 中は上面にフランボワーズソース 酸味あり 種もある
 中は卵色のとろとろクリームチーズ味プリン
 ここに胡椒が隠し味でがはいっているのでしょうが よくわからず
 そういえば最近ピンク胡椒をつかったチーズケーキがはやっていますが スタートはここからなのかな?
 プリンは底の方がとろとろ
 上の方は乳脂肪分でかたまっているのかややしっかりめ

カプチーノ 650円
向こうの方に見える銀色の筒はお水
水入れのガラスコップ カプチーノについているスプーンはややちいさめ



テイクアウト

袋には お店のマークと
PÂTISSERIE AU GRENIER D'OR
Meison Fondue en 2001 KYOTO 仏蘭西菓子処


箱のシールには
オレンジ色のピック付きのケーキは常温保存(20〜25度)でお願いします とかかれていました
パイなど焼き菓子はこれに相当するのかな
今回該当菓子はなかった
賞味期限は当日中(生ケーキ)
ケーキの固定にホッチキスを使っているのはめずらしい

  • (Tキリ) キリタルト 455円

長さ10 高さ3〜3.5cm 85gくらい
上面 端の方だけ粉糖
上面は黄色い薄い層 無塩バターかな?
タルト生地はクッキー生地 厚みは0.5cmくらい
卵色のねっとりクリーミーなチーズ生地
酸味はほとんどなく(チーズ本来のくらい)カスタードクリームのあじわいもあるような
こってり濃厚なチーズケーキ

  • (PPジャスマン) プティ ポット クレーム オ ジャスミン 540円

10x8x4.5cm 210〜215gくらい(陶器100gくらい)
分厚い陶器の容器に
上面キャラメリゼされたとっても濃厚紅茶味の
ベージュ色のクリームムース
洋酒味の隠し味も?

  • (Tシブースト) シブスト オ フランボワーズ 485円

9.5x4.5x2cmの上のシブースト
下は9x4.5x1.5cmの船型の焼き菓子 80gくらい
上面にフランボワーズ ダイスピスタチオ 粉糖
上半分はキャラメリゼされたシブーストでは? シブーストはwikipediaに(クレーム・シブーストは、カスタードクリームにゼラチンとイタリアンメレンゲを混ぜて作ったクリームである。)
下半分 上面はしっかり焼き色
船型の0.3cmの厚みのクッキー生地 中に酸味のあるフランボワーズコンフィチュールと白い生地

  • ピラミッド 550円

高さ6cm すその1辺6.5cm 90gくらい
表面はチョコレートのスプレー
薄いチョコレートの層
中は濃厚チョコのムース
底面は洋酒風味のチョコスポンジ一層
中央部分にもおそらく この底面と同じチョコスポンジ一層

  • クレーム オ ミルティーユ 540円

分厚い白い陶器の容器に飾り付け
容器は 上面12.5x5cm 底面は10x3cm 高さ3.5cm 260gくらい(陶器150gくらい)
上面に上等生クリーム 生ブルーベリー
表面に生クリーム
底の方 ヨーグルトくらいのかたさの7mmくらいのブルーベリー?濃紺の小さな果実
酸味のある赤紫のクリーム うーん 生クリーム? ヨーグルト?
底の方は白っぽいクリーム
透明汁やらいろいろ混在しているので それぞれ何の味わいかは判断つかず



焼き菓子 賞味期限は三週間くらい


12寺から時計回りに

  • マドレーヌ 190円 レモン風味のふっくら焼き菓子 と店頭に

7.5x5x3.3cm20gくらい
名称 焼き菓子
品名 マドレーヌ
原材料 卵 砂糖 バター ベーキングパウダー 小麦粉 塩 はちみつ レモン
製造者 パティスリー オ・グルニエ・ドール(京都市中京区)
株)鳥繁産業 エバーフレッシュ 脱酸素剤入り
レモン風味もあるふわっと生地
塩分の隠し味も

  • フィナンシェ 190円

8x4.5x1.5cm25gくらい
名称 焼き菓子
品名 フィナンシェ 
原材料 卵白 砂糖 アーモンドプードル バター 小麦粉 ベーキングパウダー 転化糖
製造者 パティスリー オ・グルニエ・ドール(京都市中京区)
株)鳥繁産業 エバーフレッシュ 脱酸素剤入り
端もしっかりやきこまれたフィナンシェ
バターでジューシー

  • フランボワーズキャレ 210円

9x4x1.3cm35gくらい
名称 焼き菓子
品名 フランボワーズ・キャレ
原材料 小麦粉 砂糖 卵 バター アーモンド 木苺 レモン汁 ペクチン 塩 バニラ
製造者 パティスリー オ・グルニエ・ドール(京都市中京区)
株)鳥繁産業 エバーフレッシュ 脱酸素剤入り
中央部分に木苺のジャムが見えています
底面0.4cmくらいのクッキー生地
その上に木苺ジャム
上に柔らかいクッキー生地 ここのアーモンド?

  • アマンディーヌ 190円

9x4x1.7cm35gくらい
名称 焼き菓子
品名 アマンディーヌ
原材料 小麦粉 砂糖 卵 バター アーモンド 塩 バニラ
製造者 パティスリー オ・グルニエ・ドール(京都市中京区)
株)鳥繁産業 エバーフレッシュ 脱酸素剤入り
上面にスライスアーモンド
底面0.5cmくらいのクッキー生地
その上にアーモンド粉入りのやわらかい生地
上面艶等の追加はなさそう

  • 赤コメのサブレ 210円

7.5x3.5x1cm25gくらい
名称 焼き菓子
品名 赤米のサブレクロカン
原材料 小麦粉 バター 粉糖 赤米 ザラメ糖 コーンスターチ BP 塩
製造者 パティスリー オ・グルニエ・ドール(京都市中京区)
株)鳥繁産業シートドライヤー入り
あまから手帳に福島の風評被害をきいて考案したお菓子とでていた焼き菓子
上面に5x1mmくらいの赤茶色い皮をかぶった中が白い赤米
赤米はカリカ
下の方はほろっとくずれやすいよく焼かれたクッキー生地



ずっとがんばってこられたのですから
一度閉店され休憩されるのは
大変惜しまれますが、
すごい決断だったと思います
まだお若いので
時間をおいて
また復活されるのか
後進の指導にあたられるのか、、
ゆっくりときめられるのでしょうね
お菓子業界に多大な貢献をされた方ですので
またのご活躍をお待ちしたいと思います




2001年オープンから15年以上
ここで味を覚え 一人前のパティシエさんになられた方も
多数あるのでしょうね
どこかで食べたことのあるケーキは
きっとここのお店が原点でかつて私が食べたケーキは
ここでインスピレーションを受け 応用して作られたケーキかと
日本のケーキの原点を見る思いです
(シブスト オ フランボワーズの下半分の焼き菓子とクレーム オ ミルティーユは他店では見かけたことのないケーキでした)
前に元町ケーキさんに行った時も同じことをおもいました
だからか 今回行列しているのは やや高い年齢層の女性ばかり
食べ物の話でよく出てくるのが ふるさとの味 昔から食べている味がどうしても最高だとおもいがちな人間の味覚
そういや
重たい陶器の容器は2009年ごろにはたびたびみかけましたが、
最近使われているところは少ないように思います



本日
パイ ミルフィーユ系はありませんでした
栗 モンブランも時期でないからありませんでした
メニューに出ていたのは 
 ピラミッド
 タルト オ ポンム
 プティ ポット クレーム オ ジャスミン

 
 タルト オ パンプルムース
 木の実のタルト
 カレットドランジュまたはゆず
 キリー(チーズケーキ)
 シブスト オ フランボワーズ
 パリジャン(シュークリーム)
 クレームカラメル(プリン)
 エクレール

 ルノワール(ガラス容器のミニパフェみたいな)
 タルト オ フリュイルージュ
 ローズロワイヤル
 オレンジのタルト
 クレーム オ ミルティーユ イートイン480円 テイクアウト540円
 タルト オ 日向夏
 プティオフロマージュ
 エキゾチック(フルーツのタルト)

 デコレーションケーキ
 季節のフルーツタルト


今日出て来た話
あまから手帖 2018年 04 月号 焼き菓子特集にでていました

あまから手帖 2018年 04 月号 [雑誌]

あまから手帖 2018年 04 月号 [雑誌]