ほんまか、、??とおもいますが
料理の写真 料理を表現した文章 作り方を説明した文章などは著作権があるそうですが、
レシピってものにはなさそうですね
いや、以前にザッハトルテで裁判になった話は有名ですが、
ホテル・ザッハー側が、デメルを相手取って商標使用と販売の差し止めを求めて裁判を起こしたが、7年に及ぶ裁判の結果、ホテル・ザッハーにもデメルにも双方にザッハトルテ(Demel's Sachertorte)の販売を認める判決が下った。
どちらかといえばあれはネーミングの問題であったようで、レシピとしての話ではなさそうです。
レシピも、発明として登録すれば著作権が発生するかもしれないそうですが、登録料がかかる上に裁判しているうちに食の流行は終わってしまうのであまり意味をもたなさそうです。
そして名前
自分の飼い犬に ネコって名前をつけても問題ないですものね
お菓子もどうやらお互いがわかっていたら問題ないようです
お菓子のネーミングは曖昧なもののようです
ある意味、言ったものがちともいえますね
さっきのザッハトルテみたいに裁判でもおこされないかぎり、トラブルにならないようです。
ブログにも何回もかいていますが、
日本では特にNYチーズケーキとザッハトルテのネーミングがごちゃごちゃで‥
お菓子って、定義というものがないから、これが正しいとはいえないんですが、
昔からのながれでいくとザッハトルテは砂糖のフォンダン入りのチョコをかけたお菓子なので、ただのチョコレートケーキではないのです。
だから、チョコにしゃりしゃり食感があるというのがウィーン風の本来のザッハトルテ。
そんなザッハトルテ、日本ではめったにありません、
でも、普通のチョコケーキに対して、大きな企業や、個人のケーキ屋さんでも
ザッハトルテという名前でチョコケーキを販売されているのをみかけます。
さて、ではここでNYチーズケーキ
NYチーズケーキって何?
Wikipediaアメリカ版にもあまりはっきりと説明が書かれていません。
おそらく、アメリカは移民の国で歴史も浅いので、
それぞれの国の人が自国のお菓子を応用して作ったケーキであろうから。
NYに住んでいた人が作ったチーズケーキをNYチーズケーキというから。
これはNYチーズケーキでこれは違うとは言い切れないからではないでしょうか。
でも、保冷設備が整わないと流通もできないし、保存もできない。
冷蔵庫の初めがたぶん1920年くらいからだから、
NYチーズケーキはできたにしてもそれ以降と思われます。
『Guys & Dolls』というお話があります。
日本でもミュージカルになっています。
1948年頃のニューヨークが舞台だそうです。
そのなかに、チーズケーキが賭け事の対象として出てきます。
”チーズケーキとシュトゥルーデル どっちが売れるか賭けようぜ”
とこの話は以下に書いています
http://d.hatena.ne.jp/taberunodaisuki/20150824/p3
この話にでてくるチーズケーキは
1921年よりある老舗リンディーズのチーズケーキと言われています。
ここのお店がNYチーズケーキの発祥といわれる店(諸説の一つではあるが)だそうです
その話は詳しくは
taberunodaisuki.hatenadiary.jp
に記載しています。
このお店のチーズケーキををNYチーズケーキとするなら、クリームチーズこってり濃厚ベース
そこに、 サワークリーム+αを入れた
焼き目のない(蒸し焼きタイプ)
底面にスポンジ、もしくはクッキー生地ということになります
日本で簡単に買うとなると、西友やコストコさんで売っている以下のケーキがちかいのではないでしょうか
チーズケーキファクトリー オリジナルチーズケーキ
taberunodaisuki.hatenadiary.jp
スフレチーズケーキでもそうですが、
これ(私が想像しているもの)に該当しないNYチーズケーキも日本でちらほら見かけます
別にいいのでしょうが、
犬に猫って名前をつけているような
なんともいいがたい 違和感を感じているのは私だけなんでしょうけれども
たしかに、NYに住んでいた人が作っているのは
全部NYチーズケーキ
日本でも 東京に本社がある、または東京出身の人がかかわったお店は
〇〇東京 〇〇トーキョー
そうですよね
地名って印象が変わりますからね
NYって 都会的で洗練されててというイメージが
イメージも企業戦略
イメージもお菓子のスパイス
ぐだぐだいってても意味はなさそうですが、
なんとなくすっきりしない気持ちはぬぐえません
頭が筋金入りに硬いと自覚しています