メリーポピンズ/1984/アメリ 覚書など

メアリーポピンズ
メリーポピンズやら メアリーポピンズやら?
アメリカのこどもにとって これは
にほんの子供が となりのトトロ を知っている程度に
知られている話である
日本では全然有名ではないけれど、、
1970年代にアメリカで放送されていたセサミストリートではスーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスという言葉が
出てきていたように思う
この言葉とオープンセサミは当時よくでていたと思う



さいごにすごい空中つりがあり
最後 舞台に向かって左手後方の3階にきえる
あとで見に行ったら
3階のそちら側のドア閉鎖 梅田芸術劇場 3階8扉
そして 
3階のそちら側のBOX席閉鎖
3階の左側3列くらい空席
そこに布製の衝立 常に人が立っていて監視している
バートは 舞台の額縁 右側の端からのぼって 上面 そして左の線に沿って歩いて降りる


メアリーポピンズ 到着
まず床に置いて 大きな帽子かけを取り出す
机の上に移動 そこから 植木などを取り出す
コインが消える貯金箱の仕掛けの応用かな?


昔の乳母が鳥かごに入れられる
そのもとの鳥かごいつ消えたかみるのを忘れた
鳥かごにはいって 引っ込んだ後
メリーポピンズがすーっと魔法のようにかいだんの手すりを登る


バート 絵から花束を取り出す
花束は手品でよく使うタイプか?
同時に絵の花束部分は白くなっていた


母親は絵本職業不明 映画女性参政権運動家 舞台女優ということに
さすがに映画のようにメリーゴーラウンドの馬が走り出す というのはなかった
舞台は言葉やさん、女王さまのシーンなどがそのかわりに追加されていた
メリーポピンズが若く素敵なのは映画と一緒であった
壊れた台所が一瞬で元に戻るなど
仕掛けの凄さは素晴らしかった
そこで、



原作を読んでみた
子供の頃に読んでみたが あまりに映画のメリーと人物像がちがって
いやになって途中で読むのをやめた記憶がある
『メアリー・ポピンズ』
『帰ってきたメアリー・ポピンズ』
『とびらをあけるメアリー・ポピンズ』
『公園のメアリー・ポピンズ』の4冊であるが、
上の3回は3回ともバンクス家にやってきて 突然いなくなるのである
それでも、いつも大歓迎される
『公園の、、、は 上の3つの話で、かききれなかったエピソード?を集めたものらしい
基本的にマザーグースの教養がないと よくわからない話も多い?(よって私はわからなかった)
いつも出てくる2人の子供の他に ジョンとバーバラという双子があり、その下にアナベルという子供もいる
原作ではメリーはちょっと性格が悪く ムクドリと喧嘩して悪態をついたり(まあムクドリのほうもけっこうからかいモードだったのだが)
 ”「このおでしゃのスズメっこ」後ろから声を投げつけバタンと音をたててまどをしめました” 
自分の容姿にみとれてショーウインドーがらしばらく動かなかったり、
”薬屋の店頭 瓶にうつった自分の姿を見て満足げにうれしそうな笑いを浮かべ、何分もかかってハンドバッグをもちかえ どうやったら一番よくみえるか、、ジェインとマイケルはそのそばにたっていました 何も言いだす勇気はありませんでした、、胸の中でため息をつき、、”
おこった鼻音をたてたりすることも
一緒にいると不思議なことがよくおこるがそのことに知らん顔をした上に、それを指摘すると侮辱されたととても怒り、ありえないことだと否定する
また 良いしつけをうけている というのが良家の証のような表現があり
「しつけの言いわたし いつもただしいわたし まちがったこのとないわたし」
いまなら ちょっとパワハラとも言われかねない、部分の描写もある
昔の本を読むと 往往にして時代の変化を感じる
そういや、お父さんのナニーが来る話(電報を打って突然呼んでもいないのに来た)や銅像が動く話は絵本にでていた(映画にはない)
舞台の銀行のセットは子供がしたから見上げたようなセットになっていて面白かった(原作には銀行の描写はなかったように思う)







アメリ

映画ではミュージカルではないが 舞台はミュージカルであった
生演奏だった
直前まで練習風の音ではなく 録音音楽だったようにおもったので、
生演奏とは思わなかった
2時間 休憩なし
非常灯にカバーをかけていた あんなのはじめてみた
暗くして
真っ白なセット 中にいろいろなものを引き出して使う
真っ白なセットに 色々なものを投影する
動く小さなアメリや 落書きもあり




1984


大杉氏は急逝されたので 急遽代役が立てられた
本当に監視社会で 現実と似ていて怖くなった
井上芳雄氏主演だがミュージカルではない
スクリーンがあって そこに日記などが映し出される
彼女との秘密の部屋もそこのスクリーンに
左手側に廊下を思わせる壁があり
時に照明によって廊下のひとが映し出されたり 映らなかったり
2050年の時点の時期もあり そことのからみが難しい
ロビーに舞台の模型が出ていた
左手の壁が照明で中が見えるのだ

拷問のシーンは真っ白の部屋で本当に血のりをつかうので慣れない人は気持ち悪く感じるかも
でも そのあとで 拷問させていた人が口ゆすがから、、、、、
そして口元を綺麗にぬぐう
4次元 一瞬主役が客席に問う場面がある
ネズミは映画ほどではないが 動く
原作の附録部分 2050年の部分もとりこまれている
そこらへんが みていて難解だった