ミュージカル 『バイ・バイ・バーディー』をみて

ミュージカル

『バイ・バイ・バーディー』をみて

森ノ宮ピロティーホール 2022年11月

byebyebirdie.jp

ストーリー

舞台は1960年アメリ

若くして音楽会社を立ち上げたアルバート・ピーターソンは窮地に

世界中の女性の心を虜にしているスーパーロックスターで顧客のコンラッド・バーディが召集令状をうけた

スーパースターが徴兵では会社が立ちいかなくなる

アルバートの恋人&秘書のローズ・アルバレスは、入隊前の最後の曲『ワンラストキッス』を作り、発売企画として、ラッキーな少女一人にコンラッドのラストキスをプレゼントするというアイデアを発案、

オハイオの少女キムが選ばれる

キムのボーイフレンド、ヒューゴはそれに反対

キムの父はリー 母ドリス 弟ランドルフ 友人アーシュラと、大スターが来ると街は大騒ぎ

アルバートとローズは8年ほど結婚がずるずると延期、母メイを説得できないアルバート

ローズはやきもき 何回かわかれようかと‥

 

演出・振り付け TETXUHARU

 

曲は ONE BOYだけ知っていたけど

 

主役は霧矢さん?というほど出番は多いローズ、ダンスも歌も多い、見せ場も多かった。

霧矢大夢さんは役を自分に引っ張っていくタイプではなく、自分から役に向かっていくタイプの印象。

宝塚のオクラホマ、敵役のジャッド・フライは、本当にすごく悪人で宝塚でここまで?とびっくりした。

先日見た『PIPPIN』ファストラーダも悪女で、まあ妖艶なそして、すばらしいおみ足をば

(左の一番上 裏面では左から4コマ目の赤毛の女性が霧矢さん)

今回はストレートに悪女でない女性、スペインの人で相当頭がよく、嫌なことがあると踊って歌って発散

 

そういえば

1960年台なので、いろいろ疑問が

ほんの50年前なのに ずいぶん感覚も違う

電話機はいわゆる黒電話(劇では色付き)、舞台では色付きでコードがながーーーいけれど

電話交換手に行って呼び出してもらうタイプ

 

ローズにとっては

英語の先生>>人気歌手を抱えるプロダクション?会社社長

のようだ

 

会社辞めて英語の先生になるっていってまたせて という

そういえば、劇のサイトに

若くして音楽会社を立ち上げたアルバート・ピーターソン

ってでていたけれど

アルバートの母がその会社にひどく固執していたので、母の会社かと思った。

 

アルバートの母は、スペイン系にひどく偏見がある。

そう、セサミストリートがはじまったころ、言語はスペイン語と英語だけだった。

スペイン語を話す人々が移民で仕事がないことが多かったようだ。

 

 

『バイ・バイ・バーディー』(Bye Bye Birdie)は、1963年の公開のアメリカ映画。

雨に唄えば』(Singin' in the Rain)は、1952年に公開されたアメリカ合衆国ミュージカル映画。 

あのころは、テレビもまだ普及していない時代で、皆映画にいっていた

だから、映画はいろいろもりたくさんなシーンを作る

私は、『雨に唄えば』の緑色のドレスの女性(恋人がいるのに、ここだけ妖艶でセクシーな緑色のドレスの女性)と、空想?の中で踊るシーンがある。あれはサービスコーナーだったのかな?と考えている。

あまりにストーリーと乖離しているから。

今回の『バイ・バイ・バーディー』では、主演のローズがスカートと上着を脱ぎ捨て、セクシーなレオタード姿で踊る。なぜかトルコ帽をかぶったおじさまたちと踊る。

トルコ帽をかぶったおじさまたちを、どうも、よく訳がわからん人たちの扱いで描いている印象。

そういえば、『モダン・ミリー』(Thoroughly Modern Millie)1967年のミュージカル映画。 では中国人を日本人とミックスして、よくわけのわからない人として描いている。あの感覚かな。珍しいもの見たさというか。

 

プログラムに

映画のことについて出ていて、

アン=マーグレット(Ann-Margret)がすごかったと出ていた。

22歳の頃だったのか、けっこう大人っぽい表情も見せるナンバーもあった

映画は最初も最後も彼女が一人ででてきていた

 

映画も買ってみた

バイ・バイ・バーディー - Wikipedia

『バイ・バイ・バーディー』(Bye Bye Birdie)は、1963年の公開のアメリカ映画。 

1960年初演の同名のブロードウェイ・ミュージカルを映画化。超人気ロックンローラーのバーディが召集された事で町中の女の子たちが大パニックになり、徴兵前に国民的音楽番組「エドサリヴァン・ショウ」でお別れショーをし、そこでファンの中から1人、バーディからお別れキス獲得権を手にする事ができるという企画に選ばれたヒロインの女の子とその周辺の騒動を描くミュージカルコメディー。タイトルロールのバーディーのモデルはエルヴィス・プレスリーであり、1958年のプレスリーの徴兵騒動を風刺している。映画化に際して書き下ろされた主題歌「バイ・バイ・バーディー」は日本では中尾ミエにカバーされ、1960年の舞台版の時点でジョニー・ソマーズがカバーしアメリカではすでにヒットしていた挿入歌「ワン・ボーイ」は日本では映画公開を待って発売された。そして、挿入歌"We Love You, Conrad"は1964年に「ビートルズに首ったけ(We Love You Beatles)」と替え歌にされてヒットした。また、1995年にTVムービーでリメイクされ、最近、またリメイクされる事も決定されていて、2007年のミュージカル映画『ヘアスプレー』の監督アダム・シャンクマンが候補に挙がっているという。

 

エドサリヴァン(Ed Sullivan)本人が出ています。

エド・サリヴァン・ショー - Wikipedia

エドサリヴァン・ショー』(英語: The Ed Sullivan Show)は、アメリカ・CBSで放送されていたバラエティ番組である。エドサリヴァン(Ed Sullivan, 1901年9月28日 - 1974年10月13日) がホスト役を務めていた。放送期間は1948年6月20日 - 1971年6月6日、当時の放送時間は日曜20時から21時(EST)まで。日本語では「エド・サリバン・ショー」とも称される。

日本でいう、ザ・ベストテンのような番組か

とにかく、そこにでられるのは、すごいことだったのでしょう。

映画では選ばれる娘が主役のようでナンバーも多く、

ピーターソンの母は元女優でピーターソンは実家のお金を使い果たしたような話あり

劇中ではピーターソンは英文学者ということになっているが、映画では生化学者

ローズはスペイン料理店で働いていたような話あり

映画でも、トルコの帽子を被った男性たちとローズが踊るシーンあり。

 

そういえば、最近きゃーー 失神ってないですね

過換気?



今回一番すごかったのが、

おまけのこのうちわ

まさか、コンラッドが自分家のテーブルにでてくるとは思わなかった

上からも、後ろからもみられるってすごい

11月10日までの配信だからもうみられませんが、

裏のQRコード読み込んで

カメラアクセスOKにして、

画面をだたくとでできて、歌い踊る

とても、とてもびっくりしました 右写真はうちのテーブルの上、リモコンやら、雑多物がうつっています