フレンチレストラン トランテアンさん

昨日書いた レバー製品(レバーブルスト)を食べていて おもいだしました
自分の記録用に残していた かつての記録をアップします
こういう高級レストランはめったにいけないですが、
昔バブル期だった頃のメニューをのこされている とのことで おもいきって友人と訪問した時の記録です
ちょっと前の記録なので 今は値段もかわっているかも、、



ポートピアホテル最上階 ミシュランガイド二つ星「ラ メール ブラジィエ」初の提携店 フレンチレストラン トランテアン
【Menu Classique】メニュー クラシック

このメニューは1921年4月10日にウジェニー・ブラジィエさんが「ラ メール ブラジィエ」を始めた頃からのクラッシックなフランス料理です 10800円 / グラスワインセット(3種類) 15660円 とホームページに
2015年夏に訪問


アペリティフ 共通(現代のランチメニューと)

  • グジェール〜チーズ風味のシュー生地 中味はなし 皮だけ
  • チーズのケーキ ケーキサレでしたっけ 上にチーズ&バジル?風味ソース
  • 白身魚をあげたものに 酸味のきいたオレンジ色のソース


スープ 共通
焼き茄子をつかったスープ ベーコンをいれて オリーブオイルうかせて

パン いろんな粒の入ったの 無塩バターと 海藻を入れたバター

手前 焼いたフォアグラ 生のフォアグラ薄切り アーティチョークたべられない外側に フォアグラとアーティチョークまぜたの フォアグラテリーヌ状の パン薄切りに 枝豆風のソース

または

  • ブレス産プーラルドとフォアグラのパテ・アンクルート 甘酸っぱいチェリー添え

上の方の隙間に フォグラソースをつめているらしい 右のほうにくずれたチェリーと 種入りチェリー

  • 帆立貝のムースリーヌとオマール海老、季節野菜 アブサンの香るジュ

テリーヌはスプーンでかためたかんじで エビむいたの イカスミのリゾット風きのこ 繊維状のカボチャ(キンシウリ) 緑のはシーアスパラガス(別名 厚岸草(アッケシソウ)/パスピエール/サムファイアー)塩味
黒いのは海藻のおせんべい
アブサン フランス、スペインを中心にヨーロッパ各国で作られている薬草系リキュール
ジュ jus 肉汁 だし

(一般メニューをたんのだつれのお皿には)食用ほおずき
うーん、たぶんこのめずらしい野菜の選択は今のシェフさんのお力だと思います


  • リー・ド・ヴォーのグルノーブル風、アスパラガスを添えて(※2,160円の追加にて黒毛和牛に変更可能だそうで)

ジュリー・ド・ヴォー こってり
上から アスパラ
下にもアスパラきざみ バターソース

フランスパンが追加される オリーブスライスと、、なにだっけ?
すっごくよくれるナイフ Laguiole のナイフ(ラギオール、ライヨール、ラヨール)

リードヴォー(仔牛胸腺)やわらかく こってり 黒毛和牛より安い?の?




ナチュラルチーズ
たくさんもってきてくださり(牛のミニチュアもワゴンにのっていた) どれだけたべてもいいといってはった
ブルーチーズ1種 おおきいの
弓削牧場の カマンベールと プチタロー
カマン、ブリー系2つくらい
ウォッシュタイプ2〜3種
シェーブル3種くらい
ウォッシュをグランマルニエで自分のところで熟成しなおしたのを これ絶品
ハード系 コンテと スペインの イベリコでしたっけ?





トランテアン特製マドレーヌ ちょい甘く 外カリっとキャラメリゼ?ちょっとべたっと しかもジューシー 中ふわっとジューシー ちょっとあたためて 他にはない味
ヨーグルトのアイスクリームを添えて 

グランマルニエ風味のスフレ 底まで均一 結構大きい 酒風味強い 良く焼かれていてしぼまない 上から粉砂糖

または
パリ・ブレストとノワゼットのアイスクリーム、プラリネ  パリブレスト 応用で直線型で

コーヒー または 紅茶 または エスプレッソがえらべました
エスプレッソって イタリアのものかとおもっていましたが、調べたらフランス語でした
フレンチの最後にエスプレッソとはしりませんでした(フランス料理にはほとんどご縁がないので)
キャラメル(やわらかめ) マシュマロ(ギモーブ) ナッツのヌガー(ピスタチオ入り ウエハースはさみ)を 別室の神戸市が見える方角の部屋で



・小菓子
みかんのマカロン
柑橘系ののゼリー
木いちご ナッツ?のタルト
抹茶のブールドネージュ ポルポローネとも





夏のホームページにでていた説明より


レストラン「ラ メール ブラジィエ」  [La Mère Brazier]
「ラ メール ブラジィエ」のオーナーシェフ、マチュ ヴィアネ氏は、フランス料理界から実力派若手シェフとして大きな注目を集めています。2008年、フランス・リヨンの歴史的フレンチの名店「ラ メール ブラジィエ」を取得し、翌年、ミシュランガイド二ツ星獲得。ゆるぎない「リヨン料理の担い手」として知られています。


「ラ メール ブラジィエ」オーナーシェフ
マチュ ヴィアネ [Mathiu VIANNAY]
2004年 MOF(フランス国家最優秀職人章)受章
2008年 リヨンの歴史ある名店「ラ メール ブラジィエ」取得
2009年 ミシュランガイドで二ツ星獲得


「ラ メール ブラジィエ」創業者
ウジェニー ブラジィエ氏 [Eugenie BRAZIER]
1921年 リヨンに開業
1933年 女性シェフとして初めてミシュランガイド三ツ星を獲得
ポール・ボキューズ氏をはじめ、多くの優れた料理人たちを育てたことでも知られています





立地が良く ここにしかないメニューがあり
スタッフもプロのお仕事でお料理の説明も流暢でした
イタリアンの華やかさ いや、 これって、もともとフレンチからきているのか??
美しさもあり
昔のフレンチのこってりでない料理にかわりつつあるようにおもいました(クラッシック はこってりだった)


歴史を調べました
つまり、フランスのリヨンのながれをくむお店だったのですね



神戸ポートピアホテル 1981年に開業
ジョルジュ・オーギュスト・エスコフィエ(Georges Auguste Escoffier、1846年〜 1935年)
ウジェニー・ブラジエ Eugenie Brazier(1895〜1977)『ラ・メール・ブラジエLa Mère Brazier』のオーナー
アラン・シャペル 1937年リヨン生まれ フェルナン・ポワンの弟子 1973年に三ツ星を獲得 1990年に52歳死去 神戸のポートピアホテル最上階(31階)に1981年のホテル開業から、アラン・シャペルの支店があったが、2012年3月閉店(本店も閉店されたので) 
フェルナン・ポワン Fernand Point(1898〜1955) リヨンのフランス料理レストラン「ラ・ピラミッド」 のオーナー・シェフ。
ポール・ボキューズ Paul Bocuse リヨンの「ポール・ボキューズ」のオーナーシェフ
フィリップ・ジュス氏Philippe Jousse 神戸のポートピアホテルをまかされていた方 アランシャペル氏ご逝去でフランス帰国
フランス・リヨンにある二つ星レストラン「ラ メール ブラジィエ」と提携し2012年5月、フレンチレストラン「トランテアン」として、リニューアルオープン
フランスはリヨンで開催される2009年ボキューズ・ドール日本代表 佐々木康二氏は長崎はハウステンボス「エリタージュ」を経て現在はアラン・シャペルに 2015年2月退職
現在の料理長さん細川茂雄氏
「ラ メール ブラジィエ」のシェフ マチュ ヴィアネ氏や オリヴィエ・ルヴルディ氏が時々来日されるようです