古代の日本の乳製品 中西牧場さんの甘乳蘇 

日本のチーズの歴史については奈良時代から蘇と醍醐があり、以前のブログにもかいていますが、
http://d.hatena.ne.jp/taberunodaisuki/20080704
http://d.hatena.ne.jp/taberunodaisuki/20140304にも古代の日本のチーズ 蘇をつかったチーズケーキ 飛鳥乙女についてかいています
今度あらたに、宮崎でも蘇があるようで購入してみました


中西牧場さんの甘乳蘇(かんにゅうそ)  1080円 宮崎物産展にて購入
自然が美味しい 宮崎の味 ひろびろ大地 中西牧場 甘乳蘇
種類 乳製品
製造者 中西牧場さん(宮崎県都城市)
要冷蔵
緑の紙に説明が
蘇は牛乳30kgを10分の1に煮詰めてつくります 無添加 奈良・平安時代の人には薬や供物として使われ、、、日本最古の医術書である医心方には五臓(肺、心、膵、肝、腎)の気を補給し、大腸をよくし、口の中の潰瘍を治療する主治食である と、、、 薄くスライスしておめしあがりください、、
蘇は乳の全固形分の濃縮したものであるので、乳糖が多く 加熱過程で褐変し、、、、上級階級では、正月の大響のデザートとして、、、 古文書から、、
と楽しい説明がのっています

箱 8.5x10x3cm  140gくらい
蘇  1本が6.7x2〜2.5x2.8〜3cm 2本入り  2本で120gくらい
おもったよりやわらかい 前回書いた奈良の蘇よりやわらかい(そのぶん賞味期限は短い)
包丁で簡単に切れます
味はキャラメル〜牛乳を濃くしたみたい シャリシャリせずなかなか美味
食感は芋ようかんと板チョコレートの間くらい ほんのり甘い ミルクの甘さですね
牛乳はダメでもキャラメルなら大丈夫というひとならいけるかも、
エトオスト GJETOST CHEESE (http://d.hatena.ne.jp/taberunodaisuki/20141130記載のキャラメルチックなノルウェーのチーズ)よりこっちのほうがずっとキャラメル風でクセがなく美味でした
カルシウムが多いので、食品からカルシウムを取りたいひとには良さそうですね


ホームページと通販のページを記録
http://www.btvm.ne.jp/~milk/himitsu.htm
http://www.hayakawa-sm.co.jp/shop/bussan/nakanisi1.htm
天然の甘みと旨味が生きている、古代の健康食品です。牛乳を7〜8時間煮詰めて、牛乳のもつ甘味、うま味を凝縮したチーズのような食品です。
100g あたり エネルギー 410kcal 脂質 22.3 蛋白質 19.4 カルシウム 700mg 賞味期限は製造日より14日
とでていました

以下のページにも説明がでていました
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/chiiki/seikatu/miyazaki101/aji_hana/063.html