コストパフォーマンスって?

今回のケーキを、みていて、コストパフォーマンスって、なんだろうとしみじみおもってしまいました。
Wikipediaによると
”コストパフォーマンス(cost performance)とは、費用対効果 コストパフォーマンスが高いとは、支払う金額よりも価値が高い”とでていましたが、
要はその人がそのものに対してどれだけ払っても良いか、、ということでは、、
ということは、
価値の置き方によってかなり変わるということ
また、
それを手に入れる為の地理的、時間的要因も考慮にいれていいのでは? とおもうのです
大阪府最低賃金  平成25年10/18〜 819円 平成26年10/5〜 838円だそうです
働いていない人も おそらく、今は人手不足なので働く気持ちになれば、1時間あたりそれくらいの価値は自分にあるということでしょう
さて、
とっても安くて美味しいお菓子があって、2時間並んで100円のお菓子を5個買ったとして500円ですが、
よく考えると 2時間分の時給(ハケンの品格ではお時給といっていましたが、、ちなみにドラマの大前春子さんのお時給は3000円だそうで、、)を考慮にいれると
819 x 2 + 500 = 2138円のお菓子だったということになります
幸せ度 > 2138円なら価値有りです
ちなみに 大前さんだと 3000x2+500=6500円のお菓子ですね


さて、
今回のユーハイムのお菓子ですが、
お腹を満たす為だけに1個500円超は明らかに高く コスパが悪いようにもおもえます(でも、並ばずに買えるんです)
しかし
この美しい芸術品を造るにあたり、
デザインを企画し
焼き型等を制作し
制作にいたるまでの試行錯誤の失敗作 また美しく仕上げる為に切り取って廃棄した分も考慮にいれ
また売れ残った分もかんがえ、
期間限定品であること、、
かなりの腕をもつ職人さんがわざわざ(それは、手間がかかることでしょう)私のため?に時間を費やしてくださったこと
などなどを考慮すると 500円ちょいで購入できるんですか 驚き、、となる


先日 クロアチアではマグロの養殖がさかんで日本にかなりマグロを輸出しているとテレビでやっていました(世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?
クロアチアではマグロのトロ 赤身にかぎらず、どの部位も均一価格
調理法はステーキくらいしかないと番組では紹介されていました。
番組では
「日本流のマグロ料理」を街の人々に食べてもらう企画を実行 カブト焼き、漬け丼、照り焼きでしたが、1番人気はテリヤキ 1番人気がなかったのはカブト焼き(見かけが悪い、頭部を食べる習慣がない)
日本ではマグロは生食が1番人気でしょうが、
食べつけていない人々にとっては、価値がちがうのですね


絵画に億単位のお金を払う人もあれば、
世界一臭い食べ物といわれる スウェーデンの缶詰 シュールストレミングを苦労して手に入れて食べる人もある
価値観はひとそれぞれ、、
コスパも人それぞれなのでしょうね


ケーキは本来コスパの悪いもの
それだけの値段をだすなら、お米を買ったほうがよっぽどおなかがふくれて栄養になりますわね、、
お腹がふくれておいしければいい ではありましょうが
それでも、
ケーキは心の栄養 文化 夢をうる商品
ケーキ屋さんには
ラッピング、紙袋等までもを総合した ケーキの芸術性を大切にする精神をもちつづけてほしいと願っています。
芸術性が高くて、吟味されつくしたチーズ等素材をつかい それでいて、お値段もやすければ、それにこしたことはないのですが、、
まあ、そんなこと 無理いったらあきませんわね、