「世界中の大半の人々は、食べ物の味になんか興味ないんだ(ミスター味っ子2)」?

ミスター味っ子2 第51話 半分、間違ってる!!

コミック DAYSで単話購入した

 

世界中の大半の人々は、食べ物の味になんか興味ないんだ

 

毎日 決まりきったものを食べようと、別にそのことをなんとも思わないし

あえて変えようとも思わないんだ

 

もちろん世界には食料が足りずに、飢えている人々が大勢いて、味に頓着する余裕なんてないかもしれない。しかし、それは豊かな国であっても、事情はまるで同じなんだ。

オレは初めて世界中を回った時、それを知って驚いたよ。

 

外国ではどんなざっかけない庶民的な店でもあ、そこで出す料理はあくまでも一つのジャンルだけなんだ。ところが、日本の定食屋や居酒屋には、ありとあらゆる国の料理がひしめいている。刺身や焼き魚の和風料理はいうに及ばず、カレーにスパゲティ ラーメンと餃子

こんなバラエティに溢れるメニューは他にはない

コンビニエンスストアだって同じことだ

おにぎりの横にサンドイッチ、うどんの横にスパゲティがあるような、そんな店が外国にあるか

日本という国は、世界でも稀に見る大きな色の多様性を持つ国だと考えるんだ

 

なんでもかんでも、美味ものを取り入れちまう、色の多様性を断固支持するぞ

 
ミスター味っ子2 - 寺沢大介 / 第51話 半分、間違ってる!! | コミックDAYS #コミックDAYSで読む↓

 

 

 

『お客さん物語 飲食店の舞台裏と料理人の本音』(稲田俊輔/新潮社) 

「種類は多く量は少なく」は日本人だけ。色々な国の料理が並ぶ朝食バイキングで発覚/お客さん物語 飲食店の舞台裏と料理人の本音③ | ダ・ヴィンチWeb

日本人観光客らしき人々も女性を中心に結構いました。彼女たちはインド料理コーナーこそ横目でスルーしがちでしたが、中華料理とシンガポール料理(と、謎和食)の数々を片っ端からほんのスプーン1杯ずつモザイク画のように皿に並べ、でもオムレツはやっぱり焼いてもらい、ソーセージも添えて、チャーハンも取っているのにパンも取って、もちろんサラダとフルーツも別皿で調達、意気揚々とそれらをテーブルに並べていました。

しかし、です。冷静にあたりを見回すと、そんなことをしているのは日本人だけなんです。

 欧米人たちのチョイスはもっとずっとシンプルで、一点集中主義。山盛りのフルーツとサラダをメインに後はシリアルだけ、とか、ジュースとパンとコーヒーだけ、なんて人もいます。パンケーキを山と積み上げ、その横にオムレツやベーコンもたっぷり添えてメープルシロップをドバドバかけて、実にいい笑顔で頬張る巨漢男性もいました。

中国人らしき人々は中華料理ばっかりです。隣接するシンガポール料理には中華ルーツ的なものも多いので、そこまでは越境しているようです。

インド人はもはや当たり前のようにインド料理しか食べません。というか、インド人以外はそこに立ち寄ろうともしません。店内にはベジタリアンと思しき欧米人もいましたが、インド料理コーナーにはこれほどまでに豊饒なベジタリアン料理の世界が広がっているにもかかわらず、それには見向きもせずにサラダと温野菜とフルーツとパンばかりを食べています。 

こうした日本人の「どこの国の料理でも食べてやろう」という貪欲さは、一体どこから来るものなのでしょう。しかもその貪欲さは、「とはいってもそれは日本人好みにアレンジされていないと受け付けない」というある種の狭量とも表裏一体です。

そして、日本人に合うように外国の料理をアレンジして欲しい人と

あえて、そのままアレンジしないで欲しい人がいるという話をされていました。

そして締めくくりが

とにかく日本人のお客さんは特殊です。

この独特な気質が何によってもたらされたのか。そこまで考察しないとこの話は尻切れトンボかもしれませんが、正直僕にはその理由がさっぱりわかりません。なので尻切れトンボのままで終わります。理由のわかる人がいたら教えてください。

 

いや、単に食習慣の違いでそうなっているだけ?

コミックエッセイ爆笑! クールジャパン ~えっ? 外国人は日本をそう思っていたの…!?サンドラ・ヘフェリン著

寿司屋でガリばかり大量に取っている外国人

ヨーロッパって1回の食事の種類が少ないから、一つ一つの料理を大量に取りがちなのよね

和食は少しづついろんな種類を食べるもんなぁ

そして、食べながら飲むではなく 味噌汁の一気飲み

味噌汁は前菜という感覚だったりするエピソード 三角たべをしない 一種類を延々食べ続けることがある 例えそれがお漬物であったとしても

そして

一度母国で身についた食べ方というのが、なかなかパッと切り替えできないものだったりするから

と解説しています

 

一種類ばかり食べるという話の起源のようなことが載っていた本

 

食の世界地図 (文春新書 378)21世紀研究会編

1728年プロヴァンス伯(のちのルイ18世)の元料理人のボーヴィリエという人物が世界初のレストランを開業した。

名前だけ(元気を回復させる:レストラン)のは以前にもあったが、客の好みで色々な種類の料理を出せる今日のようなレストランはそれまで存在しなかった。なぜなら、厳しい同業者組合の制度があったから。

パン屋は菓子を作れない。パイ料理やは煮込みを作れない 

と出ていた。

そして、フランス革命で貴族たちに支えていた料理人たちが世界へ

結果として、その100年後におよそ1000軒の高級レストランができたと

 

ということだから、いわゆる特権階級の人たちは色々な食べ物をその頃から食べていたのでしょうね。

 

一方、一般の人たちは?

 

ロンドン丼 英国暮らしは毎日がドッキリコ! (角川書店単行本)玖保 キリコ著

2012年の本 漫画家 英国人の夫とロンドンに移住し16年目と書かれている その頃の話だが、

数年前、イギリスの公立学校で給食の大改革があった。

(食育の必要性 ジェイミー・オリヴァの話ですね)

子供達の食生活はチップスやピザが主なもので、野菜や果物が圧倒的にたりませんでした。子供は食べなれないものは食べないので、ジェイミーの作る健康的な給食を食べず..

イギリスの食のトレンドは10年以上続いていますが、グルメから食育にシフトしてきた気がします

と書かれていました

 

 

子供の頃に美味しく食べた味は大人になってやみつきの味になる

taberunodaisuki.hatenadiary.jp

 

 

美味しさは食べ物のなかにあるのではなく脳の中で認識されるものなのだ

taberunodaisuki.hatenadiary.jp

 

いろんなカテゴリーの食事をビュッフェで食べられることに外国人が驚いているという話

想像と違うのは… 外国人が日本の食べ放題で驚いたコトとは? - LIVE JAPAN (日本の旅行・観光・体験ガイド)

 

また、コンビニの食事が充実しているので、それで十分満足だという話もよく耳にします。

 

ちょっと古いけど 2019年のじゃらん調査では、

日本、中国は食に関する旅行目的が上位に。

アメリカ、イギリスでは10位以内に入らなかったそうだ。

日本人の海外旅行の目的トップは「リラックス」、米国人は「冒険心」、「世界遺産」は中国などでトップ10圏外に ―じゃらん調査|トラベルボイス(観光産業ニュース)

 

2024年だと

消費額の構成比をみると、宿泊費が32.1%と最も多く、次いで買物代(29.2%)、飲食費(21.7%)の順で多い。

【Japan Data】訪日外国人旅行客の消費額:1-3月期は1兆7500億円、コロナ前の1.5倍に―観光庁調査(nippon.com) - Yahoo!ニュース

ただ、

消費額を国籍・地域別にみると、中国が3526億円(構成比20.1%)とトップ。次いで台湾2512億円(同14.4%)、韓国2379億円(同13.6%)、米国1716億円(同9.8%)、香港1543億円(同8.8%)、オーストラリア943億円(同5.4%)となっている。

2024年の訪日外国人のうち、中国+台湾+韓国+香港で5割以上を占めているので、食に関心の高いアジア人がほとんどだから、飲食費用が多いとも言えるかも

 

 

日本人にもいろいろあるし、外国人にもいろいろな人がいるのでしょうけれど、

日本人は宗教でも八百万の神(やおろずのかみ)といって、なんでも受け入れるし

道端の大きな石や木も神様にする柔軟性?があったりするので、

特殊な民族なのかな

 

子供の頃に食べたことがなくても、大人になってから新しい味に挑戦する人もいるし

本当にいろいろだな〜と思う

今、コンビニで ココナッツミルク入りのアジアンカレーが普通に食べられたり、

台湾のスイーツが街中で売られているのって すごいことだなと思います。

 

その割には、七面鳥(感謝祭やクリスマス)やそれにかけるクランベリーソースなどは

これほど、クリスマスにこだわる国民性ながら、全く興味を示さなかったり、

ハロウィンは結構好きだけど イースターってなに?っていうところがあったり

まあ いろいろかなと思います。

 

また、これに関することがわかったら ここに追記しようと思います。