舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』をみに行って

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』

 

東京まで見に行った

東京の変わりぶりにびっくり

やはり、東京も生ケーキの凋落ぶりが

どこもかしこも、生きていく上で不可欠ではないケーキへの影響のおおきさを知る

 

さて、それは置いておいて

わざわざ特設ステージを作った

その意味を知る

開演は上演の30分前?

休憩時間は20分?

そんなので混乱はないのか

非常にいぶかったが、よくわかった

スタッフは慣れている

 

リピータも多いから、全員がグッズに並ぶわけではない。

舞台の脚本は置いているが、写真を撮るなと書いていて、売ってもいない

プログラムは適切なサイズ お釣りのでない2000円だ

知らなかったが、出口でポストカードを勝手に自分でとるようになっている

知らずに貰わずに帰るところだった

朝早く見に行った 空いている

壁に僕妖精がかいているのだ 劇にはでてこなかったようなきがする



ステージ合間に食べられる食べ物

イギリスっぽいシェパーズパイなどもある

休憩時間が短いので、あまり買っている人はない

とにかく劇が長い 劇場に到着してから4時間くらいはいるわけだ

ハリー・ポッターと呪いの子 - Wikipedia

Wikipediaによると

2016年のロンドン、2018年のブロードウェイ 2019年のメルボルンとサンフランシスコでは

2回に分けている

2022年のトロントと東京ではまとめて一回の公演で終えるようになっている

だから長いのだろう

2回も東京に行けないから、そのほうがありがたいが、

舞台脚本に出ている、ハリーの過去

ダドリーやペチュニアおばさん ハグリッドなどの登場シーンは丸々カットされている

30分前にしか観客を入れない(その日かなりの雨だった)

9と4分の3番線シート 2万円/1人

このシートの人だけ早く入れる

https://tickets.tbs.co.jp/harrypotteronstage/

他のお客様がご入場する前に、9と4分の3番線シートのお客様を優先的にロビーにご案内いたします。フォトスポットでの撮影やグッズの購入も並ばずにお楽しみいただけます。約10分間、「ハリー・ポッターと呪いの子」の世界をご堪能くださいませ。

 

そして、20分でトイレの列をさばく工夫

扉は最初は後ろしか開けない

劇の前にサイドの扉はあけませんとアナウンスあり

だから、トイレの並びは1方向からになる

しかし、スタッフの誘導で長い女性用のトイレ行列でさえこの時間ないで終わらせた

これはすごいものがある

よくある質問 | 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』 | 公式サイト

Q オストメイトはありますか

A ロビー2階のバリアフリートイレにございます。トイレの場所はフロアマップをご確認ください。

よく見ると 演出の都合上出入りできない時間帯がある

上の旗についみとれるが 下の方、絨毯にも模様は施されている

ハリーポッターカフェという 予約しないと食べられないカフェが近くにあるが中は見えない

Harry Potter Cafe

隣の赤坂Bizタワーにはこのような宣伝も出ているし、そこそこ食べる店もある

ハリー・ポッター マホウドコロもある ユニバとあまり変わらないけど

ハリー・ポッター マホウドコロ

さて、ここからは劇場内

雰囲気のある飾り付け

ただ、売ってない グッズは限定品のみ 脚本さえ売ってない

グッズ | 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』 | 公式サイト

まあ これも時間節約のいっかん?

よくある質問 | 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』 | 公式サイト

Q 劇場内で撮影しても良いですか?

A ロビー、客席ともに写真撮影は可能です。ただし、上演中の舞台写真撮影は出来ません。(6月16日更新)

ということで始まる前のステージは写真が撮れる

最初 帽子が浮いている

この帽子 どうなったか 他にきをとられみていない

ここに出てくるスーツケースを重そうに持つところ、

よくある固定のスーツケースであるかのようにパントマイムで表現すること

杖でも同じように杖に体がひっぱられているかのように動くことなど

トリックを使わず 役者の動きで魔法を表現した部分もある

 

人の入れ替わり、動きの派手さには

黒いマントが大活躍

階段が自在に動き、いろんな場所を表現する

 

舞台の額縁部分に模様のついたライトを当てることによる、時空を動いているを表現

舞台中に水、プールを持ってくる演出もあり

水といえばマートル

嘆きのマートルというくらいだから自殺?と勘違いしていたが、ヴァルデモートの蛇の被害者らしい。1929年生まれだから、1980年生まれのハリーの50歳年上。亡くなった14歳の姿だけでそりゃー、人生経験はね。

特有のお茶目な喋り、謎かけの老齢さもあるでしょう

役者さんが丸い水道(蛇口から水がでる 中央から舞台底にはいっていける)の上を

自在に優雅に動く様は、もう見惚れるばかり、

素晴らしい

 

宙吊りのデメンターの動き、これも素晴らしい

あのながい衣装、あの動き

これぞ、劇場で見る価値を実感させられた

 

車内販売魔女も好き とてもマンガチック

 

数役をこなしている役者さんも、え?同じ人だったの?と思わせる人もあれば

あれ、別の役だったのかという人も。

 

本から球形の立体が出てきたり、

別人物に入れ替わるところなど、もう一度見たいと思わせられた

 

私はいつもTV録画、YouTubeをほぼ2倍で聴いて暮らしているのだが

この劇、最初皆が2.5倍速で話しているのではないか?とおもった

台詞が聞き取りにくく、ま そういうわけで脚本を買ってしまったのだが

時間短縮の宿命があったのをあとで知った。

そう言った意味でも、1回では理解しにくい。

 

そして、原作の想いだしも必要

結局家に帰ってまた映画を見直した。

特に炎のゴブレット それと

最後の作品の前後編というか1部2部は見ておいた方がわかりやすい

ネビルやセドリックのことを知っておく必要は感じた、

特に、最終話のネビルについては必見だ。彼がこんなにストーリの要だったとは。

だいたい

最終話の19年後というところからこの話はスタートしているわけだし

 

今回はハリーが主役のような主役でないような

ハリーの息子が主役とも

自分が一番思い入れてみる役が主役

最近 そういう劇が多くなっている

 

今回は、父親の理想像を見ずにそだったハリーポッターが悩みをみせ

子供の心に寄り添えていない父親の一面をみせる

そういった態度を愛おしい奴とみせるか、そうそう(昭和 平成の)親父ってそんなのだった

と思わせるかは、役者の力量と見る側の経験?

それぞれが、完璧でない人物像。勧善懲悪ではなく、迷いながら

あの時、ああしていたら人生がかわったかもを思わせるお話で

おもしろかった

誰に焦点を、思い入れをこめてみるか もう一度ぜひ見てみたい

 

右端のカードを 出口付近で配っていた

スタッフが配るのでなく

立てているのを自分であの渋滞行列の中で端によってとるという

高等技術をもってもらうのである

脚本の石丸さんの感想が秀逸

やろうと思えばいくらでもハイテク化できるのでしょうが、あえてアナログで作っているのがこの作品の良さですね

イモージェン・ヒープによる音楽が素晴らしい。映画で有名なテーマ曲がこの舞台には一切出てこないのです。あの旋律を忘れてしまうくらい物語にあう美しい音楽がついているのです。

 

つまり、あのカバンや杖のパントマイム マントの下での人の入れ替わり、

水道や本棚に人が吸い込まれていくかのようなしかけ

皆、役者の力量で行われているということですね。