アーサー王 ドリームガールズ 観劇覚書

立て続けに2つの公演をみた

ずいぶん対照的な劇

 

アーサー王

 

韓国ミュージカル

制作企画 ホリプロ

演出 韓国でも演出だった オ・ルピナ氏

2019年の初演だろう

だから新しいミュージカル

 

曲を重奏的につかって 一人が主役出ずっぱりではなく

いろんなひとが交錯するストーリー

伝説だから どこまでが本当のことやら?

 

ドラゴンの声は鹿賀丈史さん

最初や最後に魔術師に語りかける重要なストーリーを示唆するセリフ

 

INTO THE WOODS 巨人 役(声のみ)を麻美れいさんがやっていたときは、ずいぶん紹介されていたようにおもいましたが、

今回は、鹿賀丈史さんの紹介はほぼなく、最後の舞台挨拶にもいらっしゃらなかったので、録音だったのかな?っと

 

ストーリーとしては

お血筋が大事なのね

血統がよければ、王になれるのか 昔からそういう考え方ってあるよね

父系が大事?

 

モルガンいつまで妊娠期間が長いのだろうと疑問が

浮気は魔法使いの仕業なのね 自分の責任ではなくね〜

自分の責任の時は本当に愛していたんだっていうのね

 

重奏的にうたを重ねるけれど

同じフレーズはあまりでてこないので、そこまで記憶に残らない

 

ステージがきれい 美術 二村周作さん 衣装 前田文子さん 照明 髙見和義さん 映像 上田大樹さん

ステンドグラスのように 幕にうつりこんだり透けたりするのがすごい

 

加藤和樹さんの方でみたが、 ジャンバルジャンの高音も顔負けなくらい 高い音まで要求される曲をこなされていた。

 

誰が主役って 一人にかかるわけでなく

 

安蘭けいさんがさいごから2番目に登場、挨拶をされていた。

 

それにしても、まほうつかいってどれだけ尊敬されていたのでしょうね

 

 

ドリームガールズ

まず、このプログラム やめてほしい

2500円もする

大きすぎ もちかえりにくい

おおきいのが欲しい時はポスターを買う

プログラムは、いかに裏情報がかかれているか

舞台を見る上で、背景とか 歴史とか

そこがなくて、写真集なら買う意味なしなのだ 私にとっては

袋のないのに、この大きなプログラムは 本当にやめてほしい

しかも若い人が作ったのか、老眼では見えにくい小さな文字

しかも黒に茶色という劇場内の暗がりでは読まない文字で役者の履歴がかかれている

これは本当にみえなかった

 

 

企画・制作 梅田芸術劇場

演出 眞鍋卓嗣氏

 

ドリームガールズ - Wikipedia

1981年12月20日、インペリアル・シアターで開幕し、1982年のトニー賞においてミュージカル作品賞を含む13部門にノミネートされ、6部門で受賞した。4年間かけて1,522回公演し、1985年8月11日に閉幕した。

2006年、ドリームワークスとパラマウント映画により映画化され『ドリームガールズ』が公開された。この映画はジェニファー・ハドソンビヨンセ、アニカ・ノニ・ローズ、ジェイミー・フォックスエディ・マーフィダニー・グローヴァー、キース・ロビンソンが出演した。

 

こちらは1981年の作品

1962年の史実をちょっと変えた話

実在の人物の話

 

登場人物は少ない

歌は重奏的にはこない

シンプルな運び

昔の作品だから、結構男女差別や、白人黒人差別等があたりまえにあった時代の頃

今回 黒人役は黒塗りではなかった

 

実は史実とちがうところがいろいろあることがWikipedia等でみるとわかった

 

モデルとなるグループはスプリームス

スプリームス - Wikipedia

ザ・スプリームス(The Supremes)は、アメリカ合衆国の4人組ガールズ・グループ[5]。1959年結成、1977年解散。長い活動期間の中で所属レコード会社や音楽性は何度か変わっているが、その全盛期は1964年ごろから1969年までである。

彼女達をモデルとしたミュージカル『ドリームガールズ』が、1981年に初演。

ザ・スプリームスは私たちは三人ではなく四人どころか11人

8年くらいは3〜4人で1967年以降はメンバーががどんどんかわり、1977年解散時当初から残っていたのは一人、ダイアナロスは1970年でやめている。

 

エフィのモデルになったフローレンスがグループ脱退後、メンバーと同じステージに立った事実はなく、アルコール中毒により32歳で亡くなっている。

のだそうだ

ずいぶん史実とはいろいろかわっているのだなと調べて思った。

歌は有名で知っている曲は多いが、圧倒的に望海風斗さんが主役でガンガン歌うわけではなく

最初はグループの脇

中央になってからも、もと中央だった人の悲哀も物語にあって

うーん 望海さんだけに感情移入しにくい

あと、劇がもう、かなり古い構成のイメージ

 

期間が長期なのと物価高の影響で券があまり売れていないようで

三人だったらお安くしますとか

ピンク色を身につけていたらお安くしますとか

苦労していたみたいだ。

 

あとから買った方が、いい席っていうのもな〜とおもいつつみていた

 

男性陣三人のアフタートクショーありの日だった

券が売れるように宣伝するのかとおもいきや

普通にトーク

うーん 残りのチケット完売のためには

みなさん あそこのあのシーンのあれ、みましたか

あのために このような努力で

とか

今日はあのシーンこう変わっていましたよね

役者によって ここが違うんです あれを見なきゃとか

購買意欲を掻き立てられるような話は特になかった

まあ そうそう 高いチケットと時間のある人はいないでしょうが〜

 

いろいろ感じた2つの劇の見比べでした。