マチルダ Matilda
2023.3〜6月
マチルダ4人
主要メンバーダブルキャスト
いろんな組み合わせで見ることができる
英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが2010年に製作。
2013年にブロードウェイに進出。
でも、例の時代にそぐわない違和感を感じた
なぜ。
そうか、これは海外では非常に有名な童話を元にしているから
その時代背景で書かれた作品だから。
今なら児童相談所に相談したら一発かも
テレビが家具だった時代(1950年末〜1980年くらい)
テレビの歴史とヒミツ | 調べよう家電と省エネ | キッズ版 省エネ家電 de スマートライフ(一般財団法人 家電製品協会) 学ぼう!スマートライフ
あの時代女性の管理職って少なかった。
砲丸投げ選手で優勝したこともあり、校長になった(自分の学校ではなさそう)ということは、無職ではなく、おそらく若いうちからそれなりに教職に就き続けていたのだろう。体育教師の可能性あり。妹もアクロバットだったのだから、そういった才能のある家系だろう。
と推測し、
脱出名人もしくは、裕福なマグナス・ハニー博士と
ミス・トランチブル校長は、どちらが子育てできる環境にあったのか?
また、ベビーシッターを雇える環境にあったのか
考えると
『子育ては女性の仕事』という、思い込みが入り込んでいることに気づく
賠償金は大きなお屋敷を売ったらよかったのでは?
そもそも、天才だったのはわかるけれど
最初の最初は、文字つまりabcだけは、スマホでもない時代に、読みはじめることはできないだろう
abcさえ、よめれば、あとはとっかかり、いや、発音はそうはいかないか
ブルガリア語をすらすら喋っていたが、それこそ ”テレビ” かもしれない
魔法が使えるは安易な解決方法
絵本だからしょうがないことは納得した。
でも、結局魔法で解決したから、ハニー先生は勇気を出して性格を変えて解決したわけでもないし、トランチブル校長も反省したわけではないだろう。
これでいいのかな?もやもや
そういや、劇の最初の部分に親から溺愛されている子供たちがでてくるけれど、歌詞に
私はママの奇跡、特別
僕はパパの兵隊さんって出ていたと思う。
本来のの言語でどう出ていたかは知らないが、おそらく兵隊さんに対する感謝と尊敬の念が日本より遥かに大きいのだろう。
さて、東京都大阪で2回も見たのでいろいろ気づいたことを覚書
舞台中央上の方の時計はいつも16時
食べ切るチョコケーキは机の中に入るしかけ
緑の髪はタオルでカツラをぬぐ
トランチブル校長だけ最後腰をまげてお辞儀できない、おそらく胸に大きな乳房と背中の出っ張りが固定されているためできないのだろう、その状態なのに、とびばこでんぐり返しはすごい。
初回見た時はハニー先生の自宅訪問時、母のミセス ワームウッドが社交ダンスの回想シーンに入っていくところ、
ダンス・パートナーのルドルフォのゼッケンがうまくつけられず、そのまま舞台を進行させていた。本当にあのシーン展開が非常に早いんだと実感した。見ているとなんでもなさそうにすっと演じているが、すごいのだと知った。
大人がほとんどの役をこなしている。実質こどもは3人だけ
マチルダ
ブルース(チョコレートケーキを食べ切る少年 原作では46cm直径ケーキらしい)
エリック
ヤモリ
意地悪する人は本当は繊細で自分で攻撃されると弱いなーと思わされるエピソード
だから、魔法程度の攻撃で‥
大阪公演は日程を自由にできたので
小野田龍之介 トランチブル校長で観劇
小野田さんに気づいたのは和央ようかさんのドラキュラ(ミュージカル)ドラキュラを盲信し、「ご主人様〜」という召使の役、狂気が入っていたあれは、誰?それから注目してみています。
メリー・ポピンズ (ミュージカル)では、失敗ばかりの男性のお屋敷の召使いロバートソン・アイ。あの時もちょっと綿をいれてふっくらさせていました?
今回はかなりいい役、ピーターパンでもおおきな役のようで、個人的に嬉しく応援しています。
他、きになった俳優さんをチェック いろいろな役があるのだ。
マイケル(マチルダの兄)(本田大河 ほぼ固定配役)
医師
脱出名人
セルゲイ(マフィアのリーダー)
ルドルフォ 母のダンス・パートナー(斉藤准一郎 ほぼ固定)
トールボーイ
サルサダンサー
調理係
トミー/マイケル/ナイジェルっって一人でできるの?
ラベンダー(イモリを入れた子)(石井亜早実 ほぼ固定配役)
アリス (おさげ髪は原作ではアマンダらしいがこれ?)
ホーテンシア
ヴァネッサ
大きい子供
小さい子供
おっかない子ども
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英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが2010年に製作し、瞬く間にウエストエンドで最も人気のある作品となった、全世代に愛される超ヒットミュージカル「マチルダ」。
2013年にブロードウェイに進出。英演劇賞ローレンス・オリヴィエ賞において、ミュージカルとしては過去最多の7部門受賞し、米演劇賞トニー賞では5部門を受賞。全世界で1100万人以上を動員し、100もの国際的な演劇賞に輝いている。
口ずさみたくなる音楽、ポップで印象的な美術、普遍的ながらもするどい脚本、そして彩り豊かなキャラクター達は世界中で熱狂的に愛され、ウエストエンド、ブロードウェイの他、オーストラリア、韓国でも上演され、ミュージカル「マチルダ」の不思議な力は世界中に広がり―。
2023年、満を持して日本オリジナルキャストで上演決定。
~STORY~
5歳のマチルダは、図書館にある難解な本も全部読みつくしてしまうほど、高い知能と豊かな想像力を持った少女。
しかし両親はそんなマチルダに関心を全く示さず、家庭は辛い場所だった。
図書館に居場所を求めたマチルダは、そこで教師のハニー先生に出会う。翌日、マチルダとハニー先生は学校で再会する。
ハニー先生はすぐにマチルダが「天才」である事に気づき、その才能を伸ばしたいと願う。しかし学校は、校長であるミス・トランチブルが恐怖で子どもたちを支配する『監獄』のような場所だった。マチルダは自らが持つ不思議な力を駆使して、子どもたちを苦しめる大人たちに仕返しを試みる。自身も苦しい子ども時代を過ごしたハニー先生は、マチルダの良き理解者となり、いつしか二人の絆は固いものになっていく―。
脚本 デニス・ケリー
音楽・歌詞 ティム・ミンチン
脚色・演出 マシュー・ウォーチャス
振付 ピーター・ダーリング
出演 マチルダ:嘉村咲良/熊野みのり/寺田美蘭/三上野乃花(クワトロキャスト)
ミス・トランチブル校長:大貫勇輔/小野田龍之介/木村達成(トリプルキャスト)
ミス・ハニー:咲妃みゆ/昆 夏美(Wキャスト)
ミスター・ワームウッド:田代万里生/斎藤 司[トレンディエンジェル](Wキャスト)
出演者2 ミセス・フェルプス:岡 まゆみ/ 池田有希子(Wキャスト)
原 慎一郎
寺井竜哉* 仲本詩菜* 春口凌芽* 山花玲美*
石井亜早実 大久保徹哉 小島亜莉沙 斎藤准一郎 酒井 大 坂口杏奈 白山博基 髙原華乃 出口稚子 深沢萌華 本田大河 森 莉那 森内翔大 大場啓博
片岡蒼哉 後藤レイサ 堀 蒼寿 松浦歩夢 / 髙橋維束 髙橋 輝 廣門来輝 渡邉隼人
*スイング
協力 GWB Entertainment
企画制作 ホリプロ
特別協賛 大和ハウス工業
後援 ブリティッシュ・カウンシル
スイング と言うのが、欠員要因なのですね いろんな代役ができる人
コロナ禍だから準備万端
キャストスケジュールを見ると、1回だけ、本役と違う人がやっているのがわかる
ロワルド ダール作
チョコレート工場の秘密も書いている作者
これが原作か
マチルダは天才少女。三歳になる前に字が読めるようになり、四歳で、有名な文学作品も読みこなす。ところが両親ときたら、そんな娘を「かさぶた」あつかい。「物知らず」だの「ばか」だのと、どなりちらしてばかり。学校にあがると、そこには巨大な女校長がいて、生徒をぎゅうぎゅう痛めつけている。横暴で高圧的な大人たちに頭脳で立ち向かうマチルダの、痛快仕返し物語。
ダール,ロアルド 1916~1990年。イギリスの作家。サウス・ウェールズに生まれ、パブリック・スクール卒業後、シェル石油会社の東アフリカ支社に勤務。第二次世界大戦が始まると、イギリス空軍の戦闘機パイロットとして従軍したが、撃墜され、長く生死の境をさまよった。戦後、この経験をもとにした作品で作家生活に入り、変わった味わいの短編小説を次々に発表して人気を確立。結婚後は児童小説も書きはじめ、この分野でも、イギリスをはじめ世界じゅうで評価され、愛される作家となっている
あらすじはここ
1996年に映画
2003年のアンケート英国の人気小説200のうちの74位
2012年児童小説トップ100の30位
原作ではハニー先生の親は 裕福なマグナス・ハニー博士と
トランチブル校長のファーストネームはアガサ
副校長だったトリルビーが校長となる
Matilda the Musical - Wikipedia
Matilda the Musical
ブロードウェイでは、車を売りつけたのはブルガリア人ではなくロシア人
プログラムに
翻訳の常田景子さんと、訳詞の高橋亜子さんの対談が
That's not right. It's not right.をどう訳すかについて
最後に 正しくないと訳そうと言う話
「恐怖のぎちぎち」のネーミングの話
日本語には英語ほど人を罵る言葉に種類がない
などの話あり
ジョセフ ピッチャー演出補
るいーざタルボット 振付助手
ルイ ズールナメール 音楽監督補
ナタリー ギルホーム 演出助手 の対談では
振り付けや演技のベースが原作本の挿絵からの発想だ
脚本はダールの原作からインスピレーションをうけて書かれたもので、とてもイギリス的な言葉で書かれている。例えばトランチブル校長のmaggot はウジ虫に翻訳したと
と