大流行りのバスクチーズケーキ
最初はスペインまで修行しましたとか
うん年間も試行錯誤の末にってことで出てきたはずなのに
あれよあれよというまに
コンビニチーズケーキとして
そして
各お菓子屋さん
そしてクックパッドにまでレシピが山のように、、、
つまり
すごく簡単だったみたい
普通のチーズケーキよりもずっと
だって、台もないし 焼きぱなしだし
焦がしてもいいってことになっているし、
で
食べに行くと
どうもほとんどNYチーズケーキ?
クリームチーズ多すぎない?
ふわふわでもトロトロでもないな??
と
taberunodaisuki.hatenadiary.jp
いいのです
だれがどんな名前つけたって
全然問題ないんです
ただ 初めて食べた味がその人にとってのバスクチーズケーキになるんだろうな
ってことだけ
私のイメージするバスクチーズケーキは
まだ この初期の頃に形成されてしまったので
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中がとろとろ
カスタード味>クリームチーズ味
上はやや焦げていて カラメル的
と思っています
クリームチーズと生クリームの比率をかえて作ってみた
世間に出回っているレシピはいろいろありますが
基本は クリームチーズ 卵 生クリーム 砂糖 小麦粉orコーンスターチ
つまり
クリームチーズと生クリーム そして カスタードクリームの材料からなっている印象
要は
クリームチーズと 生クリームで作ったカスタードとの比率でしょう
生クリームは乳脂肪分多めの方がいいというので45%のものを用意 396円税込
そして
卵は1〜2個と出ていることが多いので
とろとろカスタードをイメージして 1個+卵黄のみ1個使用
小麦粉大さじ1を使用
クリームチーズを生クリームでやや緩くして
あとの材料はひとまとめにして
概ね
クリームチーズ:生クリームカスタードに比率を
2:1 クリームチーズ400g 生クリーム200ccというレシピ風
1:1 クリームチーズ200g 生クリーム200ccというレシピ風
1:2 クリームチーズ100g 生クリーム200ccというレシピ風
の3通りを作り分けてみた
クリームチーズの量を一定にしているので
カスタードの量によりおきさが変わる
本来実験というものは おなじ大きさ おなじ焼き時間であるべきだから
合計量が同じでなければ本当の比較できない
また カスタードの方に卵と小麦粉という 固める成分を全部入れてしまった
大きい方が中がとろとろになりやすいらしいが
そんなにたくさん作れるか!
作った以上は全部食べるんだ ということで
安易な実験となりました
こういったこと プロは大量できちっと計ってやるんでしょうが
そこはたんなる思いつき実験なので
案外簡単に焼き目がつく
230度設定オーブン
30分くらいかな
様子を見ながら
焼き上がりではとてもやわらかいので
型から出して
粗熱が取れるまでじっと我慢
けっこういい香りがする 香料不使用ですが
いい加減に紙を固定したので
間に生地が入ってしまった
左から 2:1 1:1 1:2
2:1が1番敷き紙が剥がしにくい 敷き紙をこそげとると
おお しょっぱい チーズの塩味
フレンチトーストの味がします
バターと卵と牛乳が チーズと卵と生クリームに似ているからでしょうね
3つとも底面までしっかりこげ色が付いています
味はやはり
2:1が塩味が濃く
その他はカスタードクリーム味になっていました
ただ、ねっとり感が全然ない
1:1
混ぜ方が雑で 中に塊が見える
失敗失敗 ただ 味わいはカスタード味が強めに出始めていて好き
そこで冷蔵庫に入れてしばらく冷やしてみた
一番しっとりしてきたのが
1:2 ねっとりまでいかないがカスタードクリームを冷やし固めた感じにしっとりと
塩分も程よいかんじ
1日以上経過すると これが一番美味しく
私の思うバスクチーズケーキに近い気がする
高級品の生クリームの力か?こってりと
クリームチーズ少なかったから 茶こしで裏ごし安かったのもあって、、
もう一個
クリームチーズがあと1個分残っていたので
今度は生クリーム量 1:1だが、卵の比率を高くして作ってみたが
それほど 1:1と代わり映えしなかった
卵が多い分 上手にしないとスがたったようになるとも
そして 冷凍していたローソンバスチーと食べ比べてみる
うーん 滑らかさが違う ねっとり感がちがう
これはきっちりと裏ごししないとダメ
ところが 6時間ほどおいておくと
このねっとり感がちょっと出てくる
1番出たのが1:2
意外と卵が多い4番目はイマイチだった 卵の味がきつくなって
結論として
1 クリームチーズをたくさん使うとこってりするが、塩味が強めでNYチーズケーキ的になる
2 生クリーム量をクリームチーズより多くすると 私が思うバスクチーズケーキらしい味になるが6時間くらいは冷蔵庫で冷まして置いておかないと しっとりねっとり感がでてこない クリームチーズの1.5〜2倍くらい脂肪分の高い生クリームを使うとそれらしい感じになると思う またとってもつくりやすい
3 しっかり裏ごしすること 食感が良くなる
4 常温だとゆるゆる 冷やすとしっとりして固まる性質
だから レンジすると緩くなるのは共通
5 中の方だけゆるゆるで仕上げるのはやはりかなり修行が必要なようです
プロはプロ というのはここ
さーて
どのくらいの割合でつくるといいのでしょうね
おそらく クリームチーズの1.5〜2倍
まあそれは個人の好み
クリームチーズっぽいのが好き
カスタードクリームっぽいのが好き
いくら簡単とはいえ 大量にできちゃうし
やはり ローソン バスチーかセブンイレブンのBASQUEを買うのが1番手っ取り早いかも
中はとろっとしてないけれど 味のお手本はこれかと
ローソンは表面にキャラメリゼの粉振りかけているから
いかにもそれっぽいし、
セブンのは手にもつかないように 生地の中にそれとなくカラメルいれこんじゃっているから
見た目は焦げていないけれど味わいはかなりそれらしい
溶けてないほうが食べやすいし
プロのつくったものはやっぱりプロ
とわかった実験でした
簡単そうなものほど簡単ではないのだ
お店の原材料資料
原材料 ナチュラルチーズ 乳等を主要原料とする食品 砂糖 液全卵 クリーム 澱粉 卵黄加工品(卵黄 砂糖) 小麦粉 甘味料(トレハロース ) ゲル化剤(加工澱粉) 乳化剤 安定剤(ローカスト グァーガム) 着色料(カラメル) 香料
ローソン バスチー
原材料 ナチュラルチーズ 卵 砂糖 牛乳 生クリーム カラメル顆粒 澱粉 カラメルパウダー トレハロース 糊料(加工澱粉 増粘多糖類) カラメル色素
もしくは
原材料 クリームチーズ 砂糖 卵 牛乳 クリーム コーンスターチ カラメルシラップ デキストリン トレハロース 加工澱粉 糊料(増粘多糖類) 着色料(カラメル)
原材料 チーズ クリーム グラニュー糖 卵 牛乳 コーンスターチ 小麦粉/ キシロース 安定剤(増粘多糖類) pH調整剤
GAZTA
原材料 ナチュラルチーズ 乳製品 砂糖 卵 小麦粉