フォーシーズンズホテル京都さん
カナダの高級ホテルらしい
2016年10月オープン
外国人富裕層のためのホテルらしい
東京のフォーシーズンズホテル椿山荘東京(1992年)もなかなかに高級だ
今はあのホテルは藤田観光のホテル椿山荘東京に変わったらしい(2012年)
現在は系列のホテルはフォーシーズンズ丸の内東京(2002年)くらいでしょうか
フォーシーズンズホテル京都宿泊は
一番ランクが低くても一泊10万くらい
レジデンシャルスイート 98㎡〜180㎡は一泊20〜30万
プレジデンシャルスイート 245㎡は電話くださいだそうだが、120万ともいわれている
まーーもーー言葉ないわ
高級ですね
以前に京大の山内裕先生が
豪華なところは 客を否定する「闘争的サービス」
と書かれていて
具体的なことは先生のWORKSIGHTに以下のように出されていますが
店側は「うちのサービスは客の知っている世界とは異なる、もっと格が上なのだ」ということを示すため、あえて素人の客に理解できないようにサービスを構築している
を身を以て体感しました
マウントされているということですね
まず入り口
京阪の七条駅にある地図に出ていない
(地下鉄から歩いてくる人は対象ではない)
入り口がわかりにくい
でもガードマンさんがこちらの歩道を歩いてくださいと誘導してくださいました
アプローチが長い 竹の通路
(もちろんタクシーで来るんだから問題ない)
ザ・ラウンジがどこかわからない 建物の2階がない
(宿泊客には懇切丁寧に説明されるのでしょう 常連さんには問題なし)
ロビー&ラウンジ付近のトイレの数が極端に少ない
またドアが黒く文字も読みにくいからわかりにくい
(宿泊客はロビーのトイレを使わない)
ロビーから遠い方の自動ドアは開かないようになっていました
あちら側には展示があり
その付近には
エルメス製フォーシーズン人力車が飾られていました
リッツカールトン京都でも同じような京都らしい
広くて天井高くて壁や装飾の日本的なイメージは一緒でしたが、
あちらは不透明の大きな入り口を開けるとそこにスタッフがたくさん
入るなり声をかけられ‥
ここのホテルではそういったことはありませんでした
入ったところに本もおかれた椅子スペースがありました
入ったところの階 受付 ロビーラウンジ 寿司 宴会場は3階
ブティック レストランは1階
チャペル ブライダルサロンは4階
2階はありません
ザ・ラウンジ
ザ・ラウンジ & バーという名前で出ているけれど
エレベーター横の表示にはロビーラウンジと出ている
本当の名前は何なんだろう?
ホームページからすると正式名称が「ザ・ラウンジ&バー」なのだろう
メニューカードにも
THE LOUNGE & BAR と書かれている
そこでの
3階ロビー階に位置する「ザ・ラウンジ&バー」は、庭園「積翠園」を見わたすエレガントな空間です。日中は丁寧に淹れたこだわりのハウスブレンドコーヒーや紅茶と共にペストリーシェフ特製のスイーツやアフタヌーンティーで会話のはずむひとときを。そして夕方からは大人な雰囲気漂うシックなバー空間を5席限定のバーカウンターでゆったりとした時間をお過ごしください。
大きな窓際の席からは庭園「積翠園」が見える
池には金色の鯉が
鯉のぼりを川の近くにかざられていて とても優雅で日本的
細長いホテルがこの庭園にそってあるようで
1階の朝食会場からも見えるようになっている
そしておおきな吹き抜けが開放的
外のテーブルもあるみたいだ
外国人は外で食べるのが大好きだから
しかし、このラウンジ
隣との間隔がけっこう狭い
そして テーブルがとってもとっても狭い もうちょっとなんとかならないものでしょうかね
こんな狭いところでなく下の朝食会場でもいいのだけれど
ケーキテイクアウトはブティックではなく、5席限定のバーカウンターの横に
ケーキやパンは宝石の陳列みたいなガラスケースのところに
見本を一個づつしか出していないし、
なにより値段がでていないので 恐ろしくて買えない
(宿泊客は普通に1個2000円のケーキでも買えるのでしょう)
スタッフは親切でしたが、
次のお飲み物は何にしましょうかと
あちらから声をかけられることはない
自分で声を掛ける 声をかけやすい距離には時々来られる
ドリンクフリーフロー(アルコール以外)
紅茶のポットも小さめで2杯くらいにしてくれている
机が狭いので次のを頼むとポットを持って行って次のに変えてくださる
丸久小山園 抹茶アフタヌーンティー
平日 4900円 土日祝 5300円 プラス 15%サービス料・8%の税金
元禄年間創業の宇治茶の名店 丸久小山園が、ペストリー シェフ濵本佳秀が考案したスイーツに最適な茶葉を 厳選。お茶本来の苦みやまろやかな味わいを最大限 引き出した逸品が完成しました。お茶を知り尽くし た丸久小山園と濵本の独創性が融合した、当ホテル だからこそ実現したアフタヌーンティーです。
二部制12:00 - 15:00 (LO 14:30)
15:00 - 18:00 (LO 17:30)
リッツカールトン京都では
平日 4000円 土日祝 4500円 +税+サービス料13%
あちらは2部制ではないがテーブル利用は2時間までだった
あの時の記録は以下
ザ・ロビーラウンジ ザ・リッツ・カールトン京都さんのチーズケーキ - チーズケーキマニアへの道!!(世界の味を発見しよう)
(現在リッツカールトン京都アフタヌーンティーは5000円でサービス料15%みたい)
ウエルカムドリンク
最初に冷やし煎茶(メニューにでていない品 特別品?)
美味しかった
セイボリー
WHITE ASPARAGUS PANNA COTTA AND CAVIAR
ホワイトアスパラガスのパンナコッタとキャビア
甘さ控えめのホワイトクリームのようなパンナコッタ
キャビアは小粒
FAVA BEAN AND GOAT CHEESE QUICHE
空豆とゴートチーズのキッシュ
キッシュ生地はカリカリ
SALMON AND AVOCADO SANDWICH
サーモンマリネとアボカドのサンドウィッチ
サーモンはペースト状になっていた
PETIT ROASTED BEEF BURGER
ミニローストビーフバーガー
フォーシーズンズホテルの旗付き
スコーン
VANILLA SCONE
バニラスコーンと「青嵐」抹茶スコーン
布にくるまれ温めてあった
クロテッドクリーム マーマレード
スイーツ
真ん中に竹
面白い器
ただ置く場所がない
HAND-PICKED GYOKURO ‘SHIUN’ AND KUROMITSU JELLY
プレミアム手摘み玉露「紫雲」と黒蜜のゼリー
‘OGURA-KAORI’ ROASTE TEA AND CHESTNUT COOKIE SANDWICH
ほうじ茶「小倉かおり」と栗のバターサンド
「五十鈴」抹茶オペラ
‘AO-ARASHI’ MATCHA ROLL CAKE
「青嵐」抹茶ロールケーキ
RASPBERRY CHOUX
ラズベリーシュー
中はプラリネいり?茶色いカスタード
ドリンク
ドリンクフリーフローであった(アルコールは別)
ほぼ紅茶 ロンネフェルト社
最初に抹茶とほうじ茶あり
抹茶 雲鶴
ほうじ茶 菊かおり
小さめポット お茶は2〜3杯
チョコレートドリンク
クラシック 力強くエレガントな苦さを持つグアナラ70%とミルクとバニラの繊細な香りを持つポワール35%
ホワイト イボワール35% 京都抹茶
ココアは底にチョコレートがあった 溶かしてつくったのですね
コーヒーは3種のみ
エスプレッソ
カフェラテ
シャンパンはプラス1500円
お土産ですと置いてあった箱は
お茶のクッキー
8x6x8cmくらい
緑の紐はゴム
宇治丸久小山園
山城宇治小倉
MARUKYU KOYAMEN
名称 焼き菓子
品名 クッキー
原材料 小麦粉 バター アーモンドパウダー 粉砂糖 卵 ほうじ茶 抹茶 塩
消費期限 頂いてから10日くらい
直射日光 高温多湿をさけ
製造者 ベルジャヤ京都デベロップメント株式会社 フォーシーズンズホテル京都(京都市東山区)
株式会社鳥繁産業シートドライヤー入り
抹茶クッキーには 丸久小山園 マーク
ほうじ茶クッキーには フォーシーズンズの文字と葉のホテルマーク
直径4 厚み1cm 各3個づつ
厚みのあるクッキー
アーモンドがはいっているのでほろほろとくずれ
お茶の味しっかり
抹茶 ほうじ茶それぞれの味わいしっかり
抹茶も色もきれいです
裏面には何もかかれていません
カード付き
宇治の名店丸久小山園のお茶を使用しエグゼクティブペストリーシェフ濱本佳秀が焼き上げた香り高いクッキーをどうぞお楽しみください
抹茶クッキー
丸久小山園 厳選の香り高い抹茶をふんだんに使用したほろ苦いクッキー
甘みと苦みの絶妙な風味に焼き上げました
ほうじ茶クッキー
香ばしい風味のほうじ茶を混ぜ込んだクッキー
ほのかにひろがるほうじ茶の甘みをお楽しみください
宇治丸久小山園
品質本位の茶づくり
丸久小山園 は元禄年間 宇治小倉の里で茶の栽培と製造者を手がけたのが始まりです
以来 代々にわたり 宇治茶の伝統と品質の改善に努めてまいりました その茶づくりは、数々の賞や栄誉をいただき、多くの人々に品質の宇治丸久小山園 と親しまれています
茶櫃のエピソード
このカートンは、昔から宇治で造られ、弊社が現在も使用の茶櫃と呼ばれる大きな茶箱のミニチュアです
実物は72x49x 高さ61cmの杉板の茶箱で、内側にはブリキを張り、気密性に優れた山城地方独特の茶箱です
大阪マリオットホテルのアフタヌーンティーとアフタヌンティーの組み立て方がちょっと似ていると思いました
あそこは19階の高層の景色で
セイボリー スコーン デザート ドリンクフリーフローで3500円でした(2019年4月もそうみたいです)
その時の記録は以下
taberunodaisuki.hatenadiary.jp
大阪と京都の違いを感じました
買って読んでみました
サービスする側 される側 闘争と書かれていますが
お互い高め合っていく
というようなことかと思いました
京料理 梁山泊 橋本憲一 氏、サントリーチーフブレンダー 興水精一氏、神戸北野ホテル 山口浩氏などのお話が出てきていました
ちょっと耳が痛いような、心に残った文章がでていました
著作権もありますので ところどころだけ覚書
山口氏の説明によると人の味覚の味覚の受容体は33個ある 旨味の受容体は3、、塩味2、酸味2、甘み1、、、一方で苦味受容体は25個もある、、苦味が毒であり命にとって危険があるのでそれを感知するため、、
その数多い苦味の受容体に向けて料理を組みたてる
苦味がコクにつながついうような、、怖いものをたのしむというようなジェットコースターのような料理
美味しいという月並みな表現をするには客としての水準が問われ、、、
何か新しいことばを探さないといけないような感じ、、
送りとと受け手が、、
その料理をどのようなテクストとして織りなすのかを試される、、、
ウイスキー 最初はその味覚はわからないが、一定の経験を踏まえるとある時からウイスキーの味がわかるようになる。料理人が作り出す料理も同様である。
料理人は、近年のインターネットのレビューサイトのように一回だけきて、その料理を判断することをきらう。それは、そのような客のための料理を作っていないからである。
料理人の方々の話では、面白い味わいを作り出した時、レビューサイトでは美味しくないという評価が並ぶことがあるという。しかし、それはそのようにつくっているからだ ということになる。このように、緊張感のあるサービスは、、、