JR天満駅近くのお店
お茶とケーキ 西洋茶館さん
ホームページには 10時開店とでていたのに、、食べログの古い記録9時オープンを信じて早く行き過ぎだいぶ待ちました
商店街が活気があり楽しかったから良いですが、、
やっぱりみるべきは本家本元
本格的なイギリス風喫茶店です
綺麗な家具 おちついた雰囲気 カーテンもテーブルクロスもローラシュレ風
朝はかなりお得なモーニングがあるそうですが ケーキも食べられるそうなので、それで、
アフタヌーンティーは 午後2時からのみ(ホームページに写真有り)
- チーズケーキ525円
”たっぷりのクリームチーズで作るくちあたりのしっかりした手作りならでは贅沢なチーズケーキです レモンの香りをきかせて口の中でクリームチーズの香りと重なりあいます” とホームページにでていました
普通だったらこのような値段ではのめないけれど、(モーニング価格にしてもらった)ミルクティーブレンドをお願いしました 320円(普通は525円)
ティーポットに3杯分
こし器もちょっと時代物の細工物でした
カップ等はちょっとロイヤルコペンハーゲン風の厚手の食器
お茶っ葉がはいっているのに、3杯目も苦くならないのはすごいことです
かといって、1杯目が薄いとはおもいませんでした
ケーキは 長さ10 高さ5cm程
生クリームをかけて
さんみはそこそこ どっしり濃厚タイプのチーズケーキ 台はなく下まで均一タイプ
帰りにスコーンとジンジャブレッドを購入しました
- スコーン 420円 2個入り
直径6.5 高さ5〜6cm 220g/2個
なんて、おおきなスコーン これ、 アフタヌーンティーにつける分ですか?
それだと、ケーキまで たどりつけないかも、、
バタ-リッチで甘くないタイプ で
やや崩れやすいタイプ
これだけ背の高いスコーンはこげないように中まで火を通すのがたいへんそうです
- ジンジャーブレッド 420円 2個入り
1個 5.5x6x4〜2cm 102g/2個
あけるとジンジャーの良い香り
パウンドケーキ ジンジャー風味 オレンジピール レーズン入り といった印象です
イギリスでは イーストふくらましたものはケーキの範疇にはいらない
と”ケーキの歴史物語 ”でよみました
そんな感覚からこのお菓子にブレッド という名前がついているのでしょうか?
ホームページを記録
http://seiyosakan.com
食べログを記録
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27002275/
さて、さっきでてきた本ですが
ケーキの歴史物語 という本を MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店のフェアーでみて衝動買い
シンガポール生まれでイギリス育ちの英文学者さんが書いたご本を
日本の麻酔科のお医者さんが翻訳したご本
とってもおもしろいのだけど、、もっと写真が欲しい、、、(特にでてくるお菓子の写真!)
文学 特に英米文学にでてくるお菓子について詳しくかかれています
1番面白かったのは フランスとイギリスのケーキの違い
フランスは専門家の洗練されたケーキを買う
イギリスは家族の為に主婦が焼くケーキ 戦争中に変化して 味よりも社交の場のかざりとして存在さえしていれば、、ということもあったと、
今までこんなに地理的に近いのになぜこんなに違う、、という疑問が少しとけました。
いや それにしても、
ケーキとビスケットの違いが課税問題が関わると重要になり、
清教徒の贅沢の戒めがかかわると ケーキかケーキでないかが重要になるというのは非常におもしろかったです
もちろん、文学にでてくるケーキ類の紹介もおもしろかったですが、
中世の時代にはパン焼き窯はまだ普及しておらず、火事の危険があったから壁が頑丈だったり、別棟にあるところでしか焼けなかった。そのため高価であった
フォークが無かった時代 卵白の泡立てはそれはそれは大変な作業であった
1790年代 化学膨張剤ができ フワフワの生地がはじまる
などの豆知識も豊富で大変知識になる本でした。
- 作者: ニコラハンブル,Nicola Humble,堤理華
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2012/03/19
- メディア: 単行本
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