コミックによるラオ料理

今回は実際に食べていません コミックで読んだだけです
作者の西山優里子さんは、 ウィキペディアにもでていますが、お父様が大使館につとめておられ、実際に小学生の頃にラオスに住んでおられた方のようです(コミック末にも談話が)
特に5巻(今は売り切れ状態)は最後の方に日本のコンビニ業界の人がおにぎりでラオ料理をコラボしたものをつくりたい というような話がでていたので、ラオス料理がたくさんでてきて それはもう、たべていないけれど、、食べたような気持ちになるよーなストーリーでした。
コミック ジャポニカの歩き方 の主人公は 最初は多くの日本人がそうであるように、
あまり積極的に海外にでようという気持ちもなく 英語もそれなりにはなせはするけれど、自信がなく
海外慣れしていないので、詐欺まがいの事件にまきこまれ、、というような、あまりヒーローらしからぬ人物ですが
そのような人が、在外公館派遣員としてラオス(ここではラオということになっている)日本大使館で働くことになる
そして最後の方では他の国の大使館の人々とも対等につきあえるようになり しっかり海外交流に貢献するところまで成長する 
というようなストーリーで 
大使館って何しているの?パーティばっかりっでマスコミが言うけれど、実際は?
というようなこともわかるコミックでした
大使館については 大使閣下の料理人 というこれまたコミックで読んだことが有り あれも、大好きなシリーズでしたが、、
こちらの本の方は もっと大使や家族の生活 現地の方や日本企業の人またその家族との交流 
大使館の医務官 現地採用職員 女性防衛駐在官 外務省在外公館専門調査員など 知らない職種の方々のエピソードがいろいろと、、
アマゾンの書評に同じような海外経験をした方々の投稿もあったので、そのままではないにしても、かなり、実際に近い設定で話はすすめられているのでは
とおもいます。
本当にテレビドラマにしたらいいとおもいます この話
で、いつか、神戸にラオス料理店オープンしてほしいものです
大阪と京都にはタイ料理(ラオス料理)という形でならレストランはありそうです そのうちいってみたいものです



ジャポニカの歩き方(5) (イブニングKC)

ジャポニカの歩き方(5) (イブニングKC)

そういえば、途中にコミックに対する偏見についてもかいてありましたね、
私も思います
映画でも本でもピンキリが有り、
(昔は小説など良家の子女が読む物ではなかった時代もあったそうですので いつか、コミックも地位を確立できる時代が来るとは思いますが、、、)
同様にコミックもピンキリあり
一部のジャンルだけを読んだだけで判断してもらいたくない と思います
一人でストーリー 画像 配置 デフォルメまで表現するコミックは芸術の一ジャンルであり
時に外国の美術館の絵を見て、ああ、これだったら 何々さんのマンガの一コマや表紙画のほうがすぐれているかも、、
とおもうこともたびたびあります。
わたしのまわりの いわゆるおかたい本を読む人々のなかにも コミックもおかたい本と同様にどんどん読んでいく人 多数みかけます
コミックを読めない(カット割がむずかしく読む方向がわからない、コミック独特のお約束をしらないので読みにくい)人に限って偏見をもっている気もするのですが、、
この間も電車ではなしかけられた(日本語でした)本を執筆する外国出身の初老の婦人にコミックを読む大人について嘆かれ、、
でも、しっかり反論できなかった(時間もなかったのだけど、、)
一度自分の意見をまとめておかねば、、、