「劇団四季&演出家・浅利慶太~日本の演劇に革命をもたらした男~」
BS朝日 12月24日21:00~22:54
が放送される。
今年18年7月に85歳で逝去した劇団四季の元代表・浅利慶太の人生に迫る本番組では、生前交流があった俳優や文化人たちへのインタビューなどを通して浅利の知られざるエピソードを紹介。出演者には鹿賀丈史、市村正親、野村玲子、加賀まりこ、北大路欣也、木の実ナナ、前田美波里のほか、ファッションデザイナーの森英恵、小澤征爾、赤川次郎、小谷実可子、劇団四季創立メンバーの照明家・吉井澄雄、四季株式会社の吉田智誉樹代表取締役社長が名を連ねた。
出演:鹿賀丈史、市村正親、野村玲子、加賀まりこ、北大路欣也、木の実ナナ、前田美波里、森英恵、小澤征爾、赤川次郎、小谷実可子 / 吉井澄雄、吉田智誉樹(四季株式会社代表取締役社長)ほか
知らなかったことなど覚書
20歳のとき大学生の仲間10人と劇団四季を立ち上げる
自分たちの考えを押し付ける現代の劇でなく観客に楽しんでもらうものをつくると論文
(三田文学)
父(浅利鶴雄 築地小劇場設立メンバー) 大叔父(2代目市川左團次)が役者 経済的に苦しかったことから経済的に役者がやっていけるよう苦心
昭和24年 高校 演劇部 顧問にさそわれ
日下武史 加藤道夫とであう
加藤道夫は三島由紀夫とも友人
昭和28年 劇団あれち結成 芥川比呂志にあれちでなく 四季をすすめられ名前かえる
演劇界に革命をおこす気持ちで
加藤道夫 自死
良い脚本をさいようしなければ
それをしっかり伝えないと 母音法
昭和35年 有限会社にして 月給制にする
芝居だけで生活できるように
観客がチケットをかってくれる劇をする
キーマン
日本生命保険相互会社 5代目社長 弘世現
東京急行電鉄株式会社 11代社長 五島昇
日生劇場オープン 28歳 昭和38年(1963年)
テレビが普及して 劇場が劣勢に
石原慎太郎氏 親友で相談
企業に協力を求めたら 紹介した人が五島昇氏
文化事業に興味をもっていた
その人が紹介してくれた人が 弘世現 昭和25年から35年間社長
劇場を計画していた
弘世現氏はNYでオペラや演劇をたのしんでいて、日本に一流の劇場をつくりたい
浅利慶太 座席の座り心地から トランジスターをつかった照明 調光室もある劇場をと
自主企画の公演を
生命保険会社で計算に強いひとびと
数字で証明するよういわれ スタッフ 給与などは?
興行会社のデータを集め 事業計画を説明した
プロデューサーの必要も説いた
プロデューサーを任命された 日生劇場役員となる
子供のための劇を開始する 日生名作劇場 こころの劇場プロジェクト
日生劇場の仕事から経営者としてのびる
それを劇団四季に生かす
ミュージカルを日本に呼びたい
昭和38年 アメリカの役者を呼びたかった
日本の役者には ダンス 歌の実力がたりない
つれてきたい 費用が
アメリカ政府に資金援助をたのんだ 小澤征爾に仲介してもらった
小澤征爾はレナードバーンスタイン(ウエストサイド作曲者)の弟子だった
日本に帰る
国内で資金集め しかし来日した役者のドルの持ち出しに問題あり(規制する法律)
田中角栄 大蔵省に陳情 5分だけ時間をつくってもらった
そこで特例をみとめてもらい実現することとなった
昭和39年(1964年)実現できた
昭和39年
恋の帆影 三島由紀夫かきおろし脚本かいてくれた
それに 正直に違和感を感じていることを語った 31歳
三島由紀夫は 書き直してくれた エピソードあり
昭和45年 三島由紀夫 自決
昭和47年 アプローズ 越路吹雪
東宝の専属女優だった
昭和27年 愛の賛歌(岩谷時子 歌詞を越路吹雪ようにかえる)
宝塚のくせを直し、新しい越路吹雪の魅力をいかしてくれるのではと
日生劇場でのリサイタルを提案し
しかし昭和40年実現した
東宝社長 松岡辰郎氏に東宝をやめ フリーにさせてくださいと直談判
松岡氏 大きな心で独立を認めてくれた フリーになって才能を磨いて
どんどんリサイタルはうれて 2ヶ月のロングラン完売まで
不安感強めの越路吹雪に客席の最後列 監督室からペンライトでうまくいってるよ
とサインを送ったことも
昭和55年越路吹雪逝去
舞台転換などのノウハウをこの間に蓄積していたから
オーディションの重視もはじまる
コーラスライン 昭和54年初演(1979年)
前田美波里29歳の時うけて、落選したがあの時はハングリーだったので
稽古だけ受けさせてくださいと訴え
くらいついて
最初の15分しか登場しない役にださせてもらった
居て 捨てて 語る
誰かになろうとするのではなく 自我も捨てそのまま語る
昭和58年(1983年) 西新宿 キャッツシアター
初演に出演 市村正親
12ヶ月のロングラン公演
企画 制作 日本語台本 演出 浅利慶太
50年代後半
エビータ
などもてがけていた ロングラン公演に挑みたかった
そこで専用劇場をつくりCATS
俳優の育成
ロングランなので体力が続かない
役者を育て 層を厚くする
昭和58年 稽古場をあざみのにつくる
ダブルキャスト トリプルキャストにして一番コンディションの良いものが出演
チケットの販売方法をかえる
プレイガイド委託販売 個人販売から
58年(1983年)ぴあ コンピュータを使った販売方法を始めようとしていた
そこに話をもちかける 矢内廣氏
3ヶ月分のチケットをいっぺんに売りたい 前代未聞の仕事だった
83年11月にオープンしたい それまでに売りたい
システム完成してと
チケットぴあとの提携はじまる 日本初のチャレンジ
三日半で10万枚売り切った
森英恵氏に舞台衣装を頼んだ
アメリカのオペラハウスで蝶々夫人の日本の伝統 文化を間違って上演しているのをみて なんとかしたいとおもっていた森英恵氏と意気投合
紫色を美しく生かした
その後も劇団四季の衣装に関わるようになる
最後の演出になった 李香蘭
などというような内容でした
私がみたコーラスラインは1980年代だったのかな
市村正親ポール 前田美波里シーラ 野村玲子ディアナ 保坂 知寿ヴァルでしたっけ
とても豪華な配役
あ、ちょっとだけ チラシ
出していました
CATS 大阪は1985年
taberunodaisuki.hatenadiary.jp
あれ、このチラシ 捨てちゃったっけ
探す あったあった
ブログ更新して写真もうちょっと綺麗にできるから
貼っておこう ネット上だと無くしても見つけやすいから
道筋をつけられたので 他でも招待公演があったウエストサイド
映画公開はこんなのだった
たぶん 関西でのオペラ座の怪人初回
演出 ハロルドプリンス 演出協力 浅利慶太
最後のページにニッセイ名作劇場 これまでのあゆみ メインだけかいておこう
昭和39年 第1回 裸の王様
昭和46年 第8回 ふたりのロッテ
昭和48年 第10回 桃次郎の冒険
昭和51年 第13回 冒険者たち ガンバとそのなかまたち
昭和54年 第16回 人間になりたがった猫
昭和56年 第18回 嵐の中のこどもたち
昭和57年 第19回 魔法を捨てたマジョリン
昭和58年 第20回 アンデルセン物語
昭和59年 第21回 エルリックコスモスの239時間
昭和62年 第24回 夢からさめた夢
昭和63年 第25回 新・裸の王様 まででています
子供用といいつつ レベルの高いオリジナル
前田美波里さん主演のものも
浅利慶太氏演出じゃないものもある
ミュージカル
話に出てきたウエストサイドって
四季だったり宝塚だったり 上演権てどうだったのだろう
いろいろ考えてしらべていたら、でてきた会社
ミュージカルなど、演劇の上演権についてかかわっているらしい会社
株式会社インターナショナル・ミュージカルス新社
あまりネット上に情報はない
FaceBookがあるくらい
2002年 ガイズアンドドールズのポスター
2003年 雨に唄えば には
この作品は、インターナショナル・ミュージカルス新社(〒150-0022東京都渋谷区恵比寿南3-3-12 )のライセンスにより上演される。
とでていた
一番最近でみつけたのが 2008年のRENTの広告くらい
ロイド=ウェバー(Andrew Lloyd Webber)はリアリー・ユースフル・グループ(RUG)(The Really Useful Group)という会社を1977年につくり彼の作品の全ての著作権を管理しているらしい
その会社は株式会社で 1995年に、カナダの大企業Seagramに買収され、現在は、同社の映画と音楽の子会社であるUniversalに譲渡されているらしい。
英語のwikipediaによると
アメリカのミュージカルのそういった権利の会社は
Music Theatre International ミュージックシアターインターナショナル
というところが扱っているらしい
1952年にアメリカの作曲家兼作詞家Frank LoesserとオーケストレーターのDon Walkerによって 設立されLoesserの作品に対するライセンス権に加えて、同社は多くのヒットショーを含む、 Broadway 、 Off-Broadway 、およびWest Endのミュージカルの制作権をライセンスしている。1988年にフレディ・ガーションがMTIを買収した。 キャメロンマッキントッシュは1990年にパートナーになり、2015年に大多数の所有者になりました。
英語のwikipediaによる
Frank Loesserというひとは
フランク・ヘンリー・レッサー(Frank Henry Loesser)はアメリカ人のソングライター。 ブロードウェイのヒット作でトニー賞受賞作の『ガイズ&ドールズ』と『ハウ・トゥー・サクシード』(ピューリッツァー賞も受賞)などの作詞作曲をした。wikipedia
しかし、2019年の今となって
インターナショナル・ミュージカルス新社の名前はでてこない
ポスターをよくみると
Music Theatre International ミュージックシアターインターナショナル
MTIの名前が出てくる
他にブロードウェイアジアカンパニーBroadway Asia Companyという会社もあり
王様と私の上演権を持っているらしい
wikipediaによると
パリのアメリカ人 サウンドオブミュージック 王様と私 アダムスファミリー
リトルショップオブホラー ウエストサイドストーリー キャッチミーイフユーキャン
などなど
Broadway Asiaは、ニューヨークを拠点とする国際的なBroadway制作会社です。 1991年にパートナーのSimone GenattとMarc Routhによって設立されました。
Select international productions include: An American in Paris; The Sound of Music; The King and I; Cinderella; The Producers; Hairspray; Rock of Ages; Legally Blonde; The Addams Family; Little Shop of Horrors; Movin’ Out; Rent; West Side Story; 42nd Street; In The Heights; Swing!; Catch Me If You Can; Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat; Reel to Real, the Movies Musical; Creature from the Black Lagoon; I Love You, You’re Perfect, Now Change; Murder Ballad; Cookin’/Nanta Stomp; Toxic Avenger; Evil Dead; Footloose; Big River; Smokey Joe’s Café; Priscilla, Queen of the Desert; ICE AGE LIVE, A Mammoth Adventure; MADAGASCAR LIVE; SpongeBob Squarepants Live; Siddhartha, The Musical; I Got Merman; Vietnamese Water Puppets; Brazil! Brazil!; Fuerzabruta and many others.
英語のwikipedia
エリザベートの下の文字から探し出した
レベッカ についていたのは
VereinigteBühnenWien(VBW)
VereinigteBühnenWien(VBW) 、またはUnited Stages Viennaは、オーストリアのウィーンに拠点を置く音楽制作会社で、いくつかの独自のミュージカルをプロデュースしました。
All musical productions 英語のwikipedia
の後ろにいろいろなミュージカルのなまえがつらつらと
一体この作品はどこに上演権があるのだ?
他にもこんな会社も
これらのことを調べてからでないと上演できないのですね
大変な時代だ
上演権でおもいだした。
このあいだみた
藤山直美さんの 「おもろい女」
昭和初期から戦中にかけて(1937〜1946)活躍した夫婦漫才 ミスワカナ・玉松一郎の生涯を史実をもとに描いた作品
そこにでてきた吉本興業のうれっこ脚本家というか台本作家
東京帝国大学文学部出身の秋田実
彼が確か九州の女興行師にワカナを自由にしてやってくれ
そのかわり お金はないが私の漫才の台本を(上演権かな)
オタクの小屋では自由につかってもらってかまわない
ともちかけていましたわね
あの当時からしっかりいわれていたのかな?
裁判とかもあったのだろうか?