ドック検査に腫瘍マーカーやCTを加えた方がいいか勉強してみた 不安解消が不安感をかえって増す可能性もあることを理解した人はうけてもOKみたい

結論としては

出生前診断の扱いや

屋根の点検商法と同じ印象をもちました

出生前診断って

胎児に異常があるか調べる検査で

それだけで100%わかるわけではなくて

それで疑いを受けたら羊水検査を受けるのだけれど

その羊水検査で300人に一人くらい流産が出る

 

流産のリスク

それと

異常があったときにどうするかを考える

 

出生前診断も、最近は商売的で気軽に受けられますよ(アフターケアなし)

とはじまっていたのから

きちっと診断後のカウンセリングがあるところで受けましょうと変わってきていて

異常があろうがなかろうが産みたいという人は

受けないほうがいいという選択をされている方もあります

 

 

腫瘍マーカーやPETなどは、まだカウンセリングまでいっていないようだから

それなりに覚悟を持っている人はやればいいという

結論だとおもいます

30歳以下でどんどん癌になる家系の人だとかね

 

 

それほど必要でもなさそうな検査なのに、受けるということは

それだけ不安感の強い人?

気持ちの弱い人 悩みがちな人にはむかない検査かと

不安感から鬱病 自殺って

不幸になるためにお金と時間を使うことになるとしたら考えます

悪性新生物と自殺って死因の上位を占める

どっちを優先するかですね

癌も治る時代だし、うつ病が必ずしも自殺につながるものでもないけれど

 

 

 

残りの人生の過ごし方を考える 

厚労省が 人生会議 というプロジェクトを始めたらしい

もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。

だそうだ

以前に友人の友人で まだ50歳そこそこ

膵臓癌と診断され、叔父の膵臓癌看取ったのでしっています

治療はしません 痛み止めだけお願いします

これから自分の時間を生きます 

残り少ない時間を治る可能性の低い治療時間にあてたくありません

と明言された方があり

今でもその人を尊敬している ほとんど赤の他人だから

その後どうなったかも知らないけれど、

癌は残された時間がある分、ある意味幸せな時間をもてるという人もあるが、

 

 

そのもう一歩前

 人間ドック

おかしいところが発見されたら 検査して治療するのであるが、

検査の結果 最悪 手術ってこともあるわけだ

見つかってしまった以上 眼をつぶって考えない というわけにはいかないので

(いや、さっきの膵臓癌の人のような選択肢もあるけど) 

 たぶん手術が最良の選択です といわれればしないといけないんだろう

逆に

手術するつもりはないのであれば、ドックを受ける意味はないということだ

(いや、余命をしってその残り時間を有効に生きるのは別だけど)

 

 

企業は従業員に検診をさせないといけない

 この法令?

労働安全衛生法 第七章 健康の保持増進のための措置 (第六十四条-第七十一条)

があるので、それに該当する人は受けないといけないのだが、

受診義務がある人は受けないという選択肢はないのであろうけれど、

それ以外の人は義務ではないのかな?

 

対策型検診 任意型検診のちがい 

検診は対策型いうのと 任意型というのがあって

市町村のは対策型(スクーニングみたいに集団の病気を減らす

自分で行く人間ドックは任意検診だ (個人の病気を減らす

 

会社の検診が対策型任意型かはまだ決まっていないようですね

 

これとっても言葉が難しくて

ない知恵絞ってかんがえてみたのだけど

こんなイメージ?

 

例えば 

日本の平均寿命は男性80歳だ

 

対策型の考え方

対策型の場合 進行が早いと言われている膵臓癌でも1年くらいは寿命があるので

79歳以降は 平均的にはほっといても寿命でなくなるはずなので

わざわざ お金と時間と労力をかけて検査しなくてもいいよね

 

任意型の考え方

80歳だけどまだまだばりばり仕事をしている

朝のウォーキングも欠かさない まだまだ若いものには負けないぞ

あと10〜15年はこうやって暮らせる自信がある

だから検査しておきたいな

 

 

対策型の考え方

がん情報サービス 最新癌統計 2019年10月

最新がん統計:[国立がん研究センター がん登録・統計]

現在年齢別がん死亡リスク10年後

男性 30歳0.1% 40歳0.3% 50歳1%

女性  30歳0.1% 40歳0.5%(たぶん乳癌が多いから) 50歳1%

だから、40歳くらいから女性の乳がん検査だけしておこうか

50歳くらいまでなら、後の検査はしなくてもいいか、リスクの方が利益を上回りそうだから

 

 

任意型の考え方

うちの家系は癌が多くて 早死にする人がたくさん

だから40歳でもPET検査をしたい

 

 遺伝子検査

いっそのこと遺伝子検査をしちゃうという方法もあるみたいです

高額だけど(3割負担で6万くらい?)

検査した方がいい人は

日本乳癌学会 患者さんのための乳癌診療ガイドラインにでていました

Q5. 乳がんと遺伝の関係を教えてください。 | ガイドライン | 患者さんのための乳癌診療ガイドライン 一般社団法人日本乳癌学会

 ちょっと難しいとこはしょって 部分だけ引用

表1.遺伝性乳がんを考慮すべき状況

 ・若年発症乳がん(50歳以下が目安)

 年齢にかかわらず以下の乳がん患者

 50歳以下の乳がんに罹患した近親者(第1~3度近親者)が1人以上

  上皮性卵巣がんに罹患した近親者が1人以上

  乳がんおよび/あるいは膵(すい)がんの近親者が2人以上

 ・乳がんと以下の1つ以上の悪性疾患(特に若年発症)を併発している家族がいる乳がん患者:膵がん,前立腺がん,肉腫,副腎皮質がん,脳腫瘍,子宮内膜がん,白血病/リンパ腫,甲状腺がん,皮膚症状,大頭症,消化管の過誤腫,びまん性胃がん

 ・卵巣がん/卵管がん/原発性腹膜がん

 ・男性乳がん

カウンセリングのついているところでやった方が良さそうだけど

 

 

 

 科学的根拠に基づくがん検診

科学的根拠に基づくがん検診というネットのページに

わかりやすく書かれてましたが、

いろんな評価法があるけれど

年取ったら疾患が増えるものだから年齢が多い団体の方が発見率は高くなる

早期に見つけると(同じ50歳で死ぬとしても、20歳で見つけると30年生存した。45歳で見つけたら 生存期間は5年)でも、実は同じ年に死んでいる)長生きでも生存率では正確なことはいえない

 

 

いろんなそういった誤差を生じるものを排除して

 利益(死亡率減少効果)が不利益を上回るときだけ

その検査をしなさい

と勧めている

つまり

 

 

本当は病気でもないのに病気じゃないかと診断が出て鬱病になった 不安でいっぱいになった

必要なかったのに、傷になるような、命に関わるような危ない検査を受けることになった

被曝量が多くてかえって病気になる危険性が増えた

手術することにより体力を奪われ生存期間が短くなった

病気のレッテルを張られることにより、就職、結婚などに支障が出た

がん保険にはいれなくなった

 

 

というようなことはのぞましくないということだ

時間もお金もつかうことでありますし、

本当に必要な人に 必要な検査のみをすべきであると

あれもこれも 無料だからとか 心配だからといって

不必要な検査をすると かえっていろいろよくないことが起きるよ

という考え方のようだ

 

 

検診の年齢制限

乳がん検診や子宮頸癌検診は日本や韓国では年齢の上限はないけれど

ヨーロッパやアメリカでは対策型 つまり市民検診は65歳や70歳まで

としているらしい

たぶん余命や癌の進行度、治療に耐える体力からかんがえているのかな

 

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000208397.pdf

 

ところで、平均寿命は 2018年(男 女)

日本(81.1 87.1)歳

韓国(79.5 85.6)

フランス(80.1 85.7)

ドイツ(78.7 83.3

アメリカ(76 81)

寿命が違うとはいえ、そこまでちがうわけではない

手術することによって 入院 軽いせん妄、こけて骨折 歩けなくなる

など どこかで聞いたことがある

 

 

つまり、見つけたところで

あまり命にかかわらない(平均的な進行が遅い癌)ようなものは

見つけない方が幸せ という考え方らしい

甲状腺癌 前立腺癌などがそういうものらしい

 

最新がん統計:[国立がん研究センター がん登録・統計]

5年生存率

前立腺癌 97.5%

甲状腺癌 男89.5% 女94.9%

 

 

乳がん 実は5年生存率は良い 91.1%

しかし、乳がんはステージでⅠ〜Ⅳに分類されていて

脇の下 鎖骨 胸骨よりも遠くに転移しているとステージⅣ

新しい治療法ができているからだいぶん良くなっているとはいえ、Ⅳになると一挙に

5年生存率が悪くなる

だから 遠隔転移でなくできるだけ乳房の近くの検査で(マンモ グラフィー、エコー)早めに見つけられたら、治る率は良いのだろうな

PETでしかみつけられない遠隔転移を見つけることが、

良いことなのかは 今はかんがえられない 重たい事例すぎて

この間読んだコミックがショックすぎて、、

霊能力者ですがガンになりました 小林薫

霊能者ですがガンになりました (ぶんか社コミックス)

霊能者ですがガンになりました (ぶんか社コミックス)

 

それを読んで 今回こんなことを調べようとおもったのだけれど 

 

 

 厚生労働省の検診の考え方

ちょっと難しかったが、ネットで調べていたら

平成28年のがん検診の考え方 - 厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000104585_3.pdf

 というところに詳しく出ていた

 

 

例えば

前立腺癌をみつけるPSAは

対策型(市民検診)推奨しない 任意型(人間ドック)個人の判断に基づく受診は妨げない

だそうだ

低線量CTもそれと同様

X線内視鏡共に 対策型任意型共に推奨する

になっていた

 

 

腫瘍マーカー 

さて、 腫瘍マーカー

結構お値段もするし、いかにも万能感があるけれど

さっきの対策型任意型の話にはのっていない

 

 

良心的な詳しくかいてくれているサイトを見ると(不利益を正直に書いているところは信用できそう)

https://www.nomura.or.jp/file/kenko1109.pdf

腫瘍マーカーの値は良性の疾患や加齢、感染症、薬物や喫煙などの影響で高くなること もあり、逆にがんがあっても腫瘍マーカーの値が高くならない場合もあります。

ですから、 検査の数値が高いからといってがんが確実に存在するわけではなく、反対に検査の数値が 低いからといって完全にがんが否定できるものではありません。

また、腫瘍マーカー値自体の動きも、正確にがんの動きを反映しているわけではありません。例えば、値が5上 昇したからと言って、5だけがんが進行したわけではありません。したがって、腫瘍マーカー値の上下のみでがん の存在を判断できるものではないと言えるでしょう。

 腫瘍マーカーは万能ではありません。

過度に安心したり、 過度に不安に思ったりせず、慎重な判断が大事です。

腫瘍マーカーだけに頼らず、まずは画像検査などを含めた 健康診断を定期的に受けることを一番にお勧めします。

 

腫瘍マーカーとは? | 人間ドックと検診予約サイト EPARK人間ドック

 腫瘍マーカー本来の意義 もともと腫瘍マーカーは、すでにがんを患っている患者さんの経過を見ていくために使われていた検査です

たとえば、肺の腺がんの手術を受けた患者さんが、手術後に定期的に診察を受ける際に血液検査でCEA(腺がんの腫瘍マーカー)をチェックし、どのように推移しているのかをみていきます。

ずっと横ばいだった値が、ある時突然上がっていた場合に、再発や転移があるかもしれないと疑い、詳しい検査を組んでいきます。

つまり、腫瘍マーカー「がんがあるかどうか」を見つけるための検査ではなく、「がんの勢い」を見るための検査なのです。

本来はこのような使い方をする検査なのですが、これがドックや検診の領域でも応用できるということで、多数の施設が腫瘍マーカー検査を提供するようになっています。

実際、たまたまドックで色々な腫瘍マーカーを調べてみたら、高い値を示すものがあり、よく調べてみたら本当にその腫瘍マーカーの対応する種類のがんが早期に見つかったというケースもけっしてめずらしくはありません。 

腫瘍マーカーの値をみるにあたって注意すべきこと しかし、ここで注意すべきことが2つあります。

1.腫瘍マーカーの値が異常だからといって、必ずがんが存在するわけではない。

2.腫瘍マーカーの値が正常だからといって、必ずがんが存在しないわけではない。

癌みたいよあなた といわれて 

調べてもなにも出てこないことがあっても

それに耐えて笑っていられるだけの神経を持っていない人は

受けない方がいいということだ

本来の使い方は画像などから癌があるみたいねといわれて

もしくは手術で癌を取り去ってから調べるものらしいから

 

よく出生前診断で子供に遺伝子異常があると言われ

でも100%それというわけでもないし、

可能性だけど どうしますか?

と言われ

悩む夫婦の話がでてきますが、

それを自分自身の体のことで申し込んで悩んでいるようなものですね

 

私は精神力 ちょっと弱いので 腫瘍マーカーはとりあえずパスですね

 

 

放射線ってなに?単位いろいろありすぎで分からない 

次は放射線 いろんな単位がある

 

環境省_ベクレルとシーベルト

ベクレル放射能の単位で、放射線を出す側に着目したものです。

シーベルトは人が受ける被ばく線量の単位で、放射線を受ける側、すなわち人体に対して用いられます。

 ベクレル(Bq)

シーベルト(Sv)

 

 

http://www.ies.or.jp/publicity_j/data/s19.pdf

サイエンスノート No.19

グレイシーベルト

グレイ 人体1kgあたりに吸収された放射線のエネルギー 吸収線量

シーベルト 吸収線量だけでなく放射線の種類やあたる臓器によって異なる

   細胞分裂が活発な臓器 例えば生殖腺 肺 胃 結腸 赤色骨髄などは

   皮膚 骨 乳房などより影響を受けやすい

   

 

北陸電力株式会社 単位で使われる「ベクレル」「シーベルト」「グレイ」って何?(私にもわかるように、説明して!の声に応える 放射線のこと) 

 ベクレル(Bq)放射性物質放射線を出す能力の強さを表す:空から降ってくる雨量

シーベルト(Sv)人体に与える影響を表す数字:雨に当たった人の影響

グレイ(Gy) エネルギーがどれだけ吸収されたかを表す:人に当たって濡らした水の量

 

ああむずかしい なんのこっちゃ 

 

 

じゃあ 被爆量ってなに

人工放射線 - 日常生活と放射線 | 電気事業連合会

環境省_診断で受ける放射線量

http://www.chunichi-hp.com/pdf/kenkou/201508.pdf

低線量CT肺がん検診 | 東京都がん検診センター

日本人が1年間に受ける放射線量の平均は、医療も含め、5.98ミリシーベルト

世界の平均は3.0ミリシーベルトです。

 胸部X線集団検診 0.06mSv/1回 0.3mGy

骨密度検査 0.01mSv

胃のX線      3mSv/1回  4.2~32mSv  20mGy/分

PET検査  2〜10mSv/1回

CT検査  2.4〜12.9mSv/1回

胸部CT  7.8mSv

低線量胸部CT   1.5mSv

腹部CT  10mSv

成人頭部単純ルーチンX線CT 5~30mSv   85mGy

マンモ グラフィー 0.2mSv  2mGy     2.4mGy

核医学検査 0.5〜15mSv

PET検査  2〜20mSv

 

100mSv以下 被曝による発がんリスクに統計的な有意はない

1000mSv 発がんリスクが10%増加

 

− 用語解説 − 排出放射性物質影響調査について

放射線防護委員会の資料では、1シーベルトの被ばくで、ガンで死ぬリスクが1000人に55人の割合で増加する(約5%リスクが増加する)という報告があります。

しかし、同じシーベルトの値でも高線量率放射線による短時間被ばくと低線量率放射線による長期間被ばくでは健康影響が異なること、

特に100ミリシーベルト以下の低線量被ばくでは健康影響は認められないという報告もあり、低線量率・低線量放射線に関する生物影響研究が現在でも進められています。

 1シーベルト=1000mSv

 

環境省_QA4-3 避難指示基準を年間20ミリシーベルト(mSv)としたのは、チェルノブイリ事故の際の基準とは違うのですか。

チェルノブイリ原発事故においては、事故直後は年間100ミリシーベルト(mSv)を避難基準として採用したのに対し、東京電力福島第一原子力発電所事故においては、事故直後から年間20ミリシーベルト(mSv)を採用しました。

 

 

正直にデメリットまできちんと提示しているところは信用できると思う

 

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/08/dl/s0819-3f.pdf

 胸部レントゲンを含む検診のメリット、デメリットについて 

肺癌の早期発見 ・低線量CTによる高危険群を対象にした初回検診では、病期Iの肺がんが60- 80%。従来の胸部X線では30-40%。(高危険群、非高危険群ともに早期肺癌 を多く発見する)

・低線量CTによる検診の肺癌発見率は、胸部X線写真の約4倍(高危険群におい て)。(0.43% vs. 0.12%)

・2cm 未満の肺癌では、胸部X線写真は79%を検出できず、CT は約5倍の感度。

・肺癌検診において、胸部単純X線写真による死亡率減少効果は、全国レベルでは 観察されていない。ただし、低線量CTにおいても、肺癌の死亡率減少効果の報告 はまだない。

 0.1Sv の被曝による癌死亡率は 30 歳男性で 0.9%、女性で 1.1%(約 1%)と報告さ れている。

0.1Sv=100mSv

 

 

PET検査のメリット デメリット

PET検査のしくみ | PET検査 | 検査・治療について | 患者さんへのお知らせ | 聖隷浜松病院

 PET検査では以下に挙げる事由において、診断が難しい場合があります。

1.見つけにくいがん 胃がん前立腺がん・肝細胞がん・胆道がん・高分化型肺がん・白血病・腎臓、尿管、膀胱など尿路系のがんや膀胱近くに位置する臓器のがん[前立腺がん、子宮頸がん](尿中に排泄される18F-FDGの影響で検出困難なことがあります)

2.がんとの区別が難しい場合 炎症→肺炎の炎症巣、良性の肉芽腫疾患など 運動→前日のテニス、ゴルフ、ジョギング、水泳などで筋肉に異常集積することがあります

3.血糖値が150mg/dlを超えている場合 PET検査では、血糖値により大きく影響される性質があり、糖尿病の患者さまの場合は18F-FDGが筋肉に集まりやすいため、検査の精度が落ちる場合があります。

以上がPET検査の弱点とされていますが、PETの得意とするがんも、すべて発見されているわけではなく、見つからないケースも考えられます。

 

 

PET検査の弱点について|基礎知識&治療説明|がんと生活習慣病の早期発見サイト「PET検査ネット」

というところにでていた

PET検査の苦手な部位やケース

○消化器官粘膜の早期のがん

○とても小さながん細胞が、散在

○糖を必要としないがん細胞 

○炎症を起こしている部位 

○正常でも集積する臓器

○肝細胞がん、胆道がん、白血病など 

○糖尿病の人

○一部の肺がん、甲状腺がん胃がん

 

 

 

 

つまり、

糖尿病の人 炎症がある人はむかない(運動したあともダメ)

わからない、もしくはわかりにくい部位の癌もある一方、正常なのに集まっちゃうこともある

さっきの腫瘍マーカーとちょっと似ていますね

 

 

被曝量からしたら 別に受けても大丈夫そうですけれどもね

 

 

被曝したら癌になるかって

実際に人間に放射線をあてて実験できるわけもないので、

動物実験

もしくは統計で調べるのでしょうが、

うそ 大嘘 統計 といわれるほど

統計ってバイアスを排除するのが難しようですが

先ほども出てきた

 0.1Sv の被曝による癌死亡率は 30 歳男性で 0.9%、女性で 1.1%(約 1%)と報告さ れている。 

0.1Sv=100mSv

とか

 CT関連被曝 癌リスク で検索すると以下のようなのがひっかかってくる 

CTによる医療放射線被曝が、成人の甲状腺がん白血病の発症リスク上昇 

CT を中心とする医療放射線被ばくの発がんリスクに ついて

という話が出てきたりはしますので

影響があると言っている人もあるということです

科学ってそうだという人と違うっていう人 それぞれいるものですから 

(温暖化だってそうですよね 最初は影響ない論が多かったようにおもいます)

 

 

調べて思ったこと

必要に迫られて受ける分には

ほとんど大丈夫と信じてやるけれど

必要もないのだけれど 心配だからうけておく というのは

程々にしておいた方が良さそうですね 100%保証されているわけではないから

腫瘍マーカーと同じく PETも癌が見つかってから転移部位などを見るために使うのが

本来の使い方のようです

 

 

無料で屋根を点検しますよ 安心のために

おお 異常がありました(実は炎症だった)

この異常修理しないといけません(修理のため正常部分にも手が入る処置のことも)

異常と言われたので心配になった(知らなければ、雨漏りするまで気にしなかったかも)

屋根も劣化しているのだから他にもあるかもと心配になった(不安感増強)

黙っていればわからないが、異常と言われ家の価値が下がった(結婚、就職への影響)

屋根に上がったことにより、瓦がずれた(微量の放射線の影響があるかも)

 

 

無料だからうけようというのは個人の自由だとはおもいますが、

リスクもきちっと説明してから勧めるところが信用できると思います

たとえ、高級そうな仕立ての服を着た人で、

信用できそうな機関、人物と繋がりがあるといわれても

(政治家との写真もありましたしね)

 

 

 

さて、

自腹をきって受ける検査はなんとなく勉強できたけれど、

受ける以上は、お金と時間がかかるってこともわかりました

なにか見つかると、もっとかかる

それが本当に必要なお金だったかは後からわかるようですが

 

 

最近の郵便局や国のイベント、大学入試改革の事件などを見ていても

実は根拠がなかったり、惰性でやっていたり予算がついたからやっていたり、

ということもあるみたいだから

何を信じていいかはこの情報過多の世の中 むずかしいですね

OO省が進めていることだから大丈夫、税金を使ってやっていることだから大丈夫というわけでもないという世の中になっちゃったのでしょうか?

 

まあ全ての薬や検査にはそれなりにリスクはあるだろうから

利益と不利益で考えるのでしょうね

 

 

 

これからますます 国のお金がなくなってくるから

検診の対象となる年齢なども狭められ、

対策型 任意型の選択もできなくなってくる可能性が出てくるかもしれませんね

抗癌剤も 何歳までが適応っていう時代になるかもしれません

忖度、利害など排除して、純粋に統計的に

決めた過程をオープンにして 

国が財政再建のためにと決めたことなら 従わないといけないんだろうな、

あと何年か先にはそういう時代がくるかな、、といろいろ調べて

ぼんやりとそう感じました。

それでも、まだ日本は 行きたいところに5000円(もっと増えるかもしれないけれど)払えば大概の病院にはアクセスできるって

すごいことかも

ある意味、お金さえあれば(しかも保険をきかして)ドクターショッピングし放題

かかりつけ医の紹介がないと、そこ以外の病院にはいけない国や

加入している保険の種類によって行ける病院が限定される国もありますから

アメリカに行った友人は脳梗塞ですね 2000万円払えますか

そう払えますか なら治る大きな良い病院に連れて行ってあげましょうとなったらしい

救急車乗ると50万くらいはかかるという話だし、、

ERというドラマで混み混みの救急外来はこういった事情のためなのでしょうね

 

 

わー、いろいろ勉強したわ

また意見が変わったら追記しよう

とりあえず、自分が考えた過程を覚書き

すぐ忘れるから

 

 

その後人から聞いたことなどの覚書き

往々にして人って想像力がないよねといわれた

ネットに出ている

5億年ボタンという漫画をよんでみろと

ボタンを押すと100万円もらえる

でも、5億年何もない空間で暮らさないといけない

でも5億年経つと記憶は削除されもとの時間にもどるという話

架空話ってわかっているけれど 私こわがりだから だぶんボタン押さない

 

PET検査は ほとんどの人がなにもありませんよというお墨付きをもらって

うれしい一方

治療しなくても命にかかわらないだろうものを見つけちゃって

でも、今の医療では見つけた以上は放置すると訴訟になるので治療もしくは

けっこう危ない検査(検査の後遺症が残るような)をしたり、

数ヶ月おきに何年もずっと検査し続ける人生になったりする人もあるらしい

 

 多臓器を対象としたPETによるがん検診の制度評価に関する研究

国立がん研究 センターがん予防・検診研究センターで実施された PETがん検診のデータ でも、みおとし率がけっこうある一方、精査不要、もしくはちがうものをみつけてしまう率も高いとでていました

 

こういうのを過剰診断というと

おしえてもらいました 

 最近そこまでして治療しなくていいものもあると

いわれてきている

たとえば

前立腺癌(寿命には影響しないゆっくり進行する癌がほとんどらしいから)

これを癌だからといって

治療して インポテンツ 尿もれ 放射線治療による便漏れ

などがおこる人もあるとかいてありました

命にかかわる癌はみつけて 関わらないのは無理にみつけて治療しないほうがいいらしい

(とはいっても見つけた以上は治療してしまうので、大抵は治療することになるらしいが)

尿もれ 便漏れって

命を失うことにくらべればそれくらい我慢しなさいよ

というかもしれないけれど

本当に命を失うものであったら そうなのだけれど

そうでないものだったら‥‥想像力が

何が正しいのでしょうね