7月9日 羽鳥慎一モーニングショーでの児玉教授の新型コロナウイルスに関するお話の覚書き

7月9日 羽鳥慎一モーニングショー

 玉川氏の”そもそも総研”という10分ほどのコーナーに

 

東京大学 先端科学技術研究センター 児玉教授 がインタビューに答えておられた

新型コロナウイルスに関して時々提言を出されている

知識の浅い私にも分かりやすい話し方をしてくださる方だ

 

勉強になった 新しく得た知識のところなど

覚書き いつものように すぐ忘れるから きっと忘れてしまう

 

 

”そもそも総研”のテーマ

そもそも どうして日本人は欧米人と比べて 感染者 死者がすくないのだろうか

 

100万人あたりの死者数

ベルギー 800人 アメリカ400人 ブラジル300人くらい

それに比べ

アジア  日本7.7 韓国5.6  中国3.2 台湾0.3人 など

 

山中先生のファクターx

 

 

抗体の定量調査をされている 東大の児玉先生

 

検査のデータからわかったこと

初感染ではなく 既感染というすでになんらかの記憶をもっているということであります

 

日本人にはすでに 新型コロナウイルスに対する なんらかの免疫を持つ人が存在し

そのため感染者 死者の増加を抑えているのでは

 

今まで言われていたのはウイルスの初感染では

まず IgMが上がってから IgGがあがりますよ

日本中のデータの平均値なのですが

発症の5日目くらいからIgGが上がり始め 2週間目くらいまでにあがりますよ

といわれていたのですが

一方 IgMはなかなかあがってこなくて 上がり方も低い

 

IgMは感染の初期に作られる 短期間で消失

IgG ウイルスと結合する能力が高く 血中に長期間とどまる

 

一般的に初めての感染の時はIgMさきにあがって あとからIgGがくる

けれども

日本人は先にIgGがあがる これはなぜ

 

これは初感染ではなく 既感染という すでになんらかの記憶を持っているということであります

東アジアという地域は歴史的にもコロナとかインフルエンザのウイルスがずっと発症して

世界にひろがっていく震源地になっているのですね

 

現在確認されている コロナウイルスでひとに感染するのは七種

風邪のウイルスの一部もコロナウイルス

過去に流行したSARS MARSもコロナウイルス

東アジアで生活する人は 新型コロナウイルスに対するなんらかの免疫を持っている人が多いのではという仮説をたてている

 

交差免疫

あるウイルスに対する免疫がよく似た別のウイルスにも反応する免疫のこと

 

過去に経験した交差免疫によって死亡率が低くなったのでは?

 

風邪コロナと新型コロナウイルスの相同性 50% MARSと55%  SARSは80%

かなり似ているウイルスがあるのです

すでに  SARSのときからいわれていました

 

抗体のパターンの違いが重症化と関係

2週間目までに IgMが上がっている人はほぼ重症化して人工呼吸器が必要にいっている

 IgMの上がりが悪いですねという人が 軽症から中等症にいっている

 

これはよく サイトカインストームといわれますよね

ウイルスの感染自体ではなしに免疫反応が悪さをしているということの

重要な証拠になるのです

 

最初にIgG抗体が上昇する人は

すでに新型コロナウイルスに似たなんらかのウイルス情報をもっているため

交差免疫がはたらいて 軽症ですむ場合が多い

 

最初にIgM抗体が上昇する人は

交差免疫を持たないので まったく未知のウイルスへの感染となり

重症化の可能性がでてくるのでは

 

驚くことが判明

無症状者 軽症者の抗体に関して

予想外の結果 

大学から出まして 世田谷区内の病院などの検査を始めたわけです

そうしましたら ちょっと予想外の結果がでてまいりまして

軽症状 無症状の人で抗体検査が陰性の人がいる

抗体の検査でも 感染して2週間後でも無症状 軽症の方では抗体が上がってこない人がいる

 

玉川氏 あがってこないということは下がっちゃったきえてしまったということですか?

 

それは 無症状の人はわからないですね

軽症の人では例えば味覚障害や何かだとある時期で感染が分かりますよね

そういう方の中にも抗体が上がってこない方がいらっしゃいます

 

新型コロナウイルスに関する 抗体 免疫に関しては

日々新しい研究結果がでている

 

新しいデータと知見にしたがって感染症と戦っていくべき

 

玉川氏 東京では感染者が増えてきているのですが こういう風なところでは

先生は理想的にはどういう風な検査を どれくらいの人にやったらいいとおもわれますか

 

まずですね

1も2もなく新宿は徹底検査をやる地域をものすごく広めるべきです

PCR検査をです

それでやっぱり新宿エリアでどの程度感染があるか

これを調べていかないと

あの新宿区というのは国立の感染研と国立国際医療研究センターのある区ですよね

そこでできないというのが信じられないです

例えば 東京大学だけでもPCR検査の能力はものすごくあります

さらに ロボット工学の専門家もいますし

迅速診断の機械もいっぱいあります

ですからそういうところもつかって

全員検査なんて その気になればもう1日で 数日で準備できるものです

今のいろいろな事実を見て行きますと

無症状の人にも色々な人がいる そして無症状の人から広まる限り

安全安心な社会はできない

ですから 今までの医療制度というのはいわば治療を前提として

治療した人が対価を払うという 医療保障の制度ですよね

だけれども いまおこっていいるのは

社会全体が不安の中で困っている その現実を見て

飲食店や観光業やいろいろな病院の人 介護の人の心配を見て

そのために働こうという気持ちがないと

専門家というのは役にたたないです

 最後の方は ちょっと涙声になりつつ

 

今後の対策のためにも 専門家の戦う姿勢が重要だと訴える

 

専門家は国民のために働こうという熱意がないとダメで

マスコミもまた官庁の記者会見などを流したり、専門家を回るのではなしに

実際に感染の起こっている街 そこの人たち

その悩みや苦しみを聞かないとダメだと僕はおもいます

 

 

 

 

この話をもっと詳しく知るためには

また そこにも用いられた資料は

東京大学 先端科学技術研究センターのホームページにありました 

2020年月7月7日(火)14:00 ~

 オンライン会見

 PCR陽性で無症状で、抗体検査陰性の感染者について(記者会見)