食の起源 第3集「脂」 ~発見!人類を救う“命のアブラ”~/食の起源 第4集「酒」 ~飲みたくなるのは“進化の宿命”!?~

 

 食の起源 第3集「脂」 ~発見!人類を救う“命のアブラ”~

をみての覚書

 2020年1月12日(日) 午後9時00分~9時49分

「本当に人を健康で幸せにする“理想の食”って何?」そんな疑問の答えを、人類と食との“壮大な歴史”と“驚きの進化”から解き明かすシリーズ「食の起源」(全5回)。食にこだわりを持つTOKIOをナビゲーターに知られざる“食の真実”に迫っていく。 第3回のテーマは「アブラ」だ。とり過ぎると体に悪いイメージだが、なんと世界には「摂取カロリーの7割」もアブラをとっているのに健康そのものという驚きの人たちが存在する。実はさまざまなアブラの中に「人類がそれなしには生きられない“命のアブラ”」があるというのだ。カギを握るのは、最近“体に良いアブラ”として話題の「オメガ3脂肪酸」と、その“兄弟分”とも言える「オメガ6脂肪酸」。これら2つの脂肪酸と人類の間で、波乱に満ちたドラマが繰り広げられていたことを、壮大な進化の歴史から解き明かしていく。TOKIOの国分さんと長瀬さんも、“命のアブラ”を含む「意外な食材」を発見。あなたの体に「本当に必要なアブラ」とは!?

 

飽和脂肪酸

オメガ3 オメガ5 オメガ 7  オメガ9 などなど

 

 

今回のテーマ メインは

 「オメガ3脂肪酸」と「オメガ6脂肪酸

 

進化の過程で元々はオメガ3脂肪酸を作る機能をもっていた(海の中 6億年前)のに

 他の食品(海藻)で取れるようになったことから

作る機能を失った 

 

海藻が作って蓄えた「オメガ3脂肪酸」それを小魚が食べ それを魚が食べ

それを人間が食べると手に入る(5億年前)

16万年前 インドネシアのトバ火山爆発 寒冷化がおこる

アフリカの最南端のその頃の地層に大量の海の生き物をたべた痕跡がのこっていた

海の生き物に「オメガ3脂肪酸」が豊富にあった

海辺にくらしていた子孫が生き延びた

ここで文化が進化した 

我々はその子孫

オメガ3脂肪酸をしっかりとれたところの子孫だけが生き延びたのでは と

 

 

 「オメガ3脂肪酸」 

北極圏でイヌイットが食べているアザラシに多い イヌイット摂取カロリーの7割が油

細胞膜の材料になる

曲がったかたちをしているオメガ3脂肪酸が細胞膜が柔軟にうごきやすくなる

血液 精子 脳の神経細胞にも利用される

青魚 マグロなどにたくさんある

貝 胡桃 グリーンナッツ 鯨 テンジクネズミ 骨髄 うなぎ 昆虫

母乳にも入っている

  

 

「オメガ6脂肪酸

大豆油 コーン油

細胞膜に必要

ウイルスや病原菌から体を守る働きをもつ

白血球に触れることで白血球に攻撃させる力をもつ

防衛隊長

鶏肉 牛肉 豚肉

増えすぎると 白血球を増やして 攻撃指令が過剰に出て大暴走

自分の細胞まで攻撃し始める

そこに 「オメガ3脂肪酸」 がくると暴走を止める

 アクセルの 「オメガ6脂肪酸」 ブレーキの 「オメガ3脂肪酸」 

 

研究で 「オメガ6脂肪酸」 からできる物質 アナンダマイトが脳内に興奮をもたらす

ということが発見されたそうだ

だから

 「オメガ3脂肪酸」を増やすのではなく 「オメガ6脂肪酸」 をへらすのが理想

 

 

割合としては

 「オメガ3脂肪酸」と「オメガ6脂肪酸」1:2までが理想

でも 今は1:10くらいになっている

 

同じ牛肉でも

穀物で育てられた牛は 「オメガ6脂肪酸」が多いが(1:10くらい)

牧草を食べて育った牛は 「オメガ3脂肪酸」含有量が多く(1:2くらい)

味わいも違うと実際に食べた感想でも味が違っていたそうだ

動物は本来の食事をするとこのような比率になるらしい

3500年前の古代エジプトのミイラ ここにもう動脈硬化が発見されている

エジプトの王族はフォアグラ、ごま油など美食の限りをつくしていた

 

 

私たちの今の食事は昔の王族の食事と同じです と先生

中トロを1日1〜2一貫/日くらいでバランスは十分らしい

 

縄文人には油をエネルギーに変える遺伝子があったらしい

 

 

テレビで じゃあ  「オメガ3脂肪酸」をとればいいのですか

と質問したのに対し

沈黙

 だったので、それはよくないらしい

 

自分の感想

この番組で 「オメガ3脂肪酸」について知ったが

数年前から テレビでたびたび取り上げられていた話題であったようで

調べたら 国民生活センターで調べました

というのがあった

http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20160128_1.pdf 

 7.消費者へのアドバイス

(1)えごま油は n-3 系不飽和脂肪酸を多く含む植物性油脂ですが、脂質全体の摂り過ぎにもつ ながるため、過剰摂取に注意し、バランスのよい食事を心がけましょう えごま油は、n-3 系不飽和脂肪酸であるα-リノレン酸を多く含む植物性油脂です。 脂質の食事摂取基準では、目標量として脂質の総エネルギーに占める割合が 20~30%と設 定されており、国民健康・栄養調査の結果(注 15)ではエネルギー摂取量に占める脂質の割合は およそ 25.9%となっています。食事摂取基準では、n-3 系脂肪酸の一日当たりの摂取目安量 が設定されていますが、通常の食事に加えてえごま油を摂取すると、脂質の過剰摂取となる 可能性があります。魚介類、肉類、植物油脂などからバランスよく脂肪酸を摂取するよう心 がけましょう。

(注 15)厚生労働省「平成 25 年国民健康・栄養調査の結果」エネルギーの栄養素別構成比の平均値

 

厚生労働省が発表した「平成 25 年国民健康・栄養調査の結果」によれば、実際の脂質に関 する摂取量は、1人1日当たり平均値で、脂質は 55.0g、飽和脂肪酸15.09g、n-6系脂肪酸9.28g、 n-3 系脂肪酸 2.17g となっています。

n-3 系脂肪酸を多く含む食品としては、えごまの他、あまに、くじら、くるみ、あんこう、 なたね油など(表 18 参照)、

n-6 系脂肪酸を多く含む食品には、サフラワー油、ぶどう油、ひ まわり油、綿実油などがあります(表 19 参照)。

 

表 18.食品中の n-3 系脂肪酸含有量

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また、n-3 系不飽和脂肪酸  「オメガ3脂肪酸」は加熱に弱く

劣化が早いので

開封後は冷蔵庫に 早く終うこと

 

じゃあ 炒め物に使えないじゃない

ドレッシングくらい

ドレッシングはノンオイルの方がいいよな

ということで

味がいいならともかく あまり買うことにメリットを感じませんでした

炒め物には n-9 オリーブオイルがよさそうです

 

n-3 系不飽和脂肪酸であるα-リノレン酸 

 

 

 

食の起源 第4集「酒」 ~飲みたくなるのは“進化の宿命”!?~ 

をみての覚書

2020年2月2日(日) 午後9時00分~9時49分 

本当に人を健康で幸せにする“理想の食”って何?」そんな疑問の答えを、人類と食との“壮大な歴史”と“驚きの進化”から解き明かすシリーズ「食の起源」(全5回)。食にこだわりを持つTOKIOをナビゲーターに知られざる“食の真実”に迫っていく。第4回のテーマは「酒」。適度な飲酒は体に良いかと思いきや、最新研究では「飲酒量が増えるほど死亡リスクが上がる」という衝撃のデータも。確かにアルコールは様々な病気を招き、脳をマヒさせる「毒」でもある。それを知りながら、なぜ人類はこれほど酒を愛飲するようになったのか?謎の真相を探ると、祖先にとって“酒の起源”はなんと「生きるために欠かせない“栄養食”」だったことが判明。それが思わぬ展開で「酔うための酒」へと大転換していったのだ。しかも日本人は超意外な理由で「酒に弱くなる進化」を遂げていた!?お酒に強い人も弱い人もビックリの「酒の知られざる真実」に迫る。

 

ココナッツ カカオなどからもお酒は作られる

 

エチオピアのお酒 パルショータ

 デラシャ伝統のお酒

1日 5リットルも飲んでいる アルコール度数ビールくらい

モロコシという穀物をすりつぶし、発酵させて

これが主食 子供もアルコール度数をおさえてのんでいる

これ以外たべていない

 

お酒だけしか飲んでいないのに健康体

必須アミノ酸 ビタミンが全部はいっていた

 

スタジオで再現

微炭酸 ポップコーンみたい 噛むと 

 

 

アルコール分解遺伝子

1200万年前 突然強いアルコール分解遺伝子ができた

類人猿などにだけ

進化の過程で一部にだけできた

なぜ?

 

木の上で果実をたべていた

気候変動が

森の木がなくなり 食べ物がなくなる

地面に果実が 変な匂い アルコールに変化

この頃はアルコールによわかった ふらふらになり 敵におそわれた

一部の祖先の体内に突然アルコール分解遺伝子ができて これらが生き残った

 

遺伝子の突然変異は突然おこる

 

1万2千年前 トルコ ギョッペクリ・テぺ遺跡

160リットルもある巨大な器 酒をつくてた?

小麦をすりつぶし、水を入れ 焼いた石であたため 3ヶ月

少し酸味があるけれど ビールの味

 

人とひとを繋ぐアルコールの力

理性 警戒心がアルコールで理性と警戒心がよわめられる

そのぶん 人と打ち解けやすくなる

 

ここまではいい話

その後 アルコールに脳が乗っ取られる

アルコールは賃金だった

飲酒が欠勤の理由に

吐くまで飲む貴族の絵

お酒の魔力 脳へむかい 

脳の血管バリアをぬけて入っていく

ドーパミン 快楽を出すホルモンを放出

快楽の暴走 飲みたい気持ちをおさえられない

より強いお酒に

8世紀 蒸留酒を作り始める アルコール度数をあげたお酒

 

 

日本人 わざわざお酒に弱くなる

中国 紹興市 中国人の5割はお酒に弱い体質

欧米はそんなによわくない

 

6千年ほど前に一部のアジア人だけお酒に弱い人が出た 

すぐ赤くなる人

骨の中の遺伝子 アセトアルデヒド分解遺伝子 

アセトアルデヒド 癌 肝硬変の原因となる

これが弱くなったひとがでてきた

稲作の広まりと同じエリアへ

 

病気を引き起こす悪い微生物が食べ物にいっぱい

アセトアルデヒド 分解できず体にのこった

このアセトアルデヒドが悪い微生物を攻撃してくれた

そういった祖先だけが生き残った

 

稲作ができる 人が集まる 衛生環境悪くなった

でも、

お酒が弱い祖先だけが生き残る何かがあったのでは?と

 

今は衛生環境悪くないので

酒 アセトアルデヒドは毒でしかない

お酒に弱い人は アルコール飲み過ぎで(ビール1.5リットル相当/毎日で)

頭頸部癌リスク3.6倍 食道癌7.1倍

 

お酒に強い人もアセトアルデヒドは毒

ビール500ml缶一本を超えたあたりから 毒となる(アルコール20g)

 

アルコール依存症になりやすいのはお酒に強い人

 

 

ドイツの新しいお酒

ノンアルコールビール 400を超える醸造所で

低い温度でアルコールだけ蒸発させるなど

 

ノンアルコールのパワー

酔いの快楽を味わえることがわかってきた

自律神経の変化ももたらすことがわかってきた

リラックスの度合いがより強いことさえ判明

 

昔に飲んだお酒の記憶が残っていればそれでよみがえるのだ