フードポルノという言葉があるそうな

朝日新聞でみました(2014年4月23日)
フードポルノとは”写真を見る人は写った料理をたべられるわけではないが、眺めて欲望を見たす点がポルノの鑑賞に似ていることが由来だ、(朝日新聞より)”だそうです
つまりレストランなどで料理や食事の写真や動画を撮影し、ネット等に投稿・公開することなどをさす言葉だそうで、新しくできた用語だから
正式な意味合いはまだ確定していないそうですが、、、
たしかに、ぱしゃっという音は高級レストランではそぐわないのは、納得です
店によってはテーブルでの携帯電話の御使用はおひかえくださいとか
喫煙は喫煙コーナーでと書かれている所ありますし、
場合によっては、静かにできないお子様ご遠慮ください、音のでるゲームはおひかえくださいというところも、、
パンやさんで写真をとると中の従業員さんが走ってとめにこられるところがあるとネットで読んだことがあります
肖像権ですね


おいしそうなお料理の写真をみていると過食にはしるって書いている人もあり
できたてをたべてくれないのは、料理のマナーに反するという人や
くだらない投稿して何がおもしろいのだろうという人も、、、
さて、どうなのでしょうか、、


実際投稿目的だけでなく 現在は糖尿病の人などで、料理の写真を撮ってカロリー計算をするアプリもあるので、
必要にせまられて撮影している人もあるはずなので、
一概に非難するのも、、ともおもいます
できれば、喫煙等のように、店の分かりやすい場所に写真禁止と明記(常識でしょときめつけず)していただけると有り難いと思います。


くだらないとお思いの方もあるのでしょうが、
価値観は人それぞれ くだらないと思っていないので、料理の写真を撮るのだと思います
私は 食事はすべてすぐに消えてしまう2度とかえってこない芸術品だと考えています
(既製品でもなければ、本当は同じ料理なんて完璧には再現できないのではないか、ともおもっています)
味も記録できる手段があれば、本当にいいのに、、
そのうち食料危機時代がきて、ああ、こんな食事をたべられた時代があったのね、と思う日がくるかも、、
ファッションをみるように、食事のもりつけ、各国の美的感覚の違い、時代 地方による違い とても、興味深いとおもうのですけれどもね、、
実際によその国にいって、どんなものをたべているのか、わからないのですから、、
映画やネットでみられるのって、すごく有り難い時代だなと、私はおもっています。
くだらないと思う方はみなければ、いいのでは?
日本にはオタク文化という多様性を(積極的にでないにしても)容認する寛容さがあったのでは?
また、冷めきるまで撮り続けるって、あり得ないとはおもいますが、、
もちろん、芸術品なので、美術館で写真を撮るなというのと同様、撮るなというお店側のルールがあれば、従うべきだとおもいます
また他の人や車のナンバーがうつるのはタブーですし、
よその方のお料理を写すのもタブーだとはおもいます。
そこらへんは、最近すたれてきているらしい、道徳の領域でしょうね


ところで、本当に 料理写真って、見るだけで満足なんですか?生活も豊かにならず 得ることもないですか?
日本人って努力家だから
ええ!今は料理・お菓子はこんな所まで進化しているのか、
ちょっと真似して 応用して もっといい物をつくってみよう、
とか
このもりつけ、いいね、今日の夕食に応用してみよう
こんな風に器をつかうといいのか、、

そんな風にプラス思考でみていて、お互いに高めあっているのでは、、と信じていたのですが、、、