鉄について この間勉強していたら また疑問が
ヘム鉄って?
ここで、病院でもらえる鉄剤について勉強
勉強したのは、
- 作者: 浦部晶夫/島田和幸/川合眞一
- 出版社/メーカー: 南江堂
- 発売日: 2010/01/18
- メディア: 単行本
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まず 必要量
男性 1日1mg
女性 月経が有るので1.5〜2.5mg
それをとる為に 食事中の所要量 (吸収がわるいから口に入れる分は多めにとっておこうってことですね)
男性 10mg
女性 15mg
さて、許可された鉄剤で 投与量は 100〜200mg/日が適当(胃腸症状がない時)
- では病院でだされるような 治療薬を調べると原料は
フェログラデュメットをはじめとする 徐放鉄剤 硫酸鉄水和物
インクレミン などの 有機酸鉄 溶性ピロリン酸第二鉄
同 有機酸鉄 フマル酸第一鉄
同 有機酸鉄 クエン酸第一鉄ナトリウム 等などが口から飲む薬
塩化第二鉄 クエン酸第一鉄ナトリウム (別名クエン酸鉄ナトリウム) クエン酸鉄 グルコン酸第一鉄 (別名グルコン酸鉄) 三二酸化鉄 (別名三酸化二鉄又はベンガラ) ステアロイル乳酸カルシウム (別名ステアリル乳酸カルシウム) 鉄クロロフィリンナトリウム 乳酸鉄 ピロリン酸第二鉄 硫酸第一鉄
- おなじく ”既存添加物名簿収載品目リスト”より
ヘム鉄
赤字のが、薬剤と同じ成分の食品添加物
ヘム鉄とは
鉄付加酵素によりプロトポルフィリンIXに鉄(2+)が配位したものがヘム。レバーなんかに入っている鉄。野菜の鉄は非ヘム鉄。ヘム鉄の方が吸収はいいそう(過去に論文あり)ですが、
でも、
病院で処方する薬は ヘム鉄でできていないのですよね、、
ヘム鉄は サプリメントの中の食品添加物タイプか トクホ のみ
食品にはいっている鉄は、せいぜい数mg単位
サプリは 数ミリから10mgくらい
薬は 100〜200mgくらい なので、
ヘム鉄だろうと、なかろうと、量とってしまえば、いっしょ ってことでしょうが、、
でも、どうして、ヘム鉄の薬剤はないのでしょうね そんなにヘム鉄のほうがよければ、当然それで薬を作るのでは???
とってーも、気になります。
日本バイオサイエンス学会というホームページがあり 学術研究がされているようです
錠剤の適正使用による貧血治療指針にヘム鉄の吸収に関しては未だに詳細は解明されていない とでていました
外国で鉄が欠乏している国では たとえば小麦などに鉄を添加しているところもある、、と
またピロリ菌除去により 胃無酸症が改善され貧血が改善することも、、と
特定保健用食品で、許可されたものは、消費者庁ホームページ 特定保健用食品許可(承認)品目一覧より
以下の2つ? も、とっても見にくいホームページでわざと分かりにくくしているのかとおもうほど分かりにくいホームページ見落としも有るかも、、
フェミニーナ 株式会社ファンケル 清涼飲料水 ヘム鉄 特保 9.10.21
ヘム鉄飲料fe 日本たばこ産業株式会社 清涼飲料水 ヘム鉄 特保 11.12.24
ところで、過剰症はいけないので、病院でもらったのでなく 自分で勝手に食べる場合
鉄の1日許容上限は30〜40mgのようです。
結論として 貧血がひどいときは 鉄欠乏以外の原因検索と薬は濃度も高いから
過剰症もみないといけないので血液検査もしつつ 治療薬をもらいに通院
貧血そこそこのひとは 食品に添加されたものを上限を超えない範囲でとると
また、ヘム鉄の場合は (吸収が本当に良いなら)薬のように、実験はされていないかもしれないので、
量には気をつけつつ 特保か 大手の会社のものをとるようにする
といったところでしょうか、、