patisserie Sadaharu AOKI paris さんのチーズケーキ

関西にいると 生ケーキにはおめにかかれませんが、チョコは有名ですね
バレンタインでも かならず出てきます
せっかくなので 帰りがけに 丸の内店によってみる 時間の範囲内なら買おうかと
駅からは近いです
店もすぐにわかります 新国際ビル 正面 帝国劇場の近く
ケーキは ケーキのショーウィンドー前で注文し レシートをもらって 行列に並ぶ
焼き菓子 チョコは 選んでもち また、行列に
レジは2つくらい
ケーキの梱包はそれほど手早くはありませんでした(関西の一般的ケーキ屋との比較)
厚紙のうえにケーキがのっていて、それをテープで 箱に固定する方法です
ほとんどのケーキが形がそろっているので 詰めるのは易しそうです
日曜の午後5時くらい 行列は10人前後でしょうか


説明 英字で書かれている、、日本語でかいてほしい、、

  • sable noisette creme de fromage creme de citron チーズケーキシトロネ 650円

sable noisette     ヘーゼルナッツのサブレ
creme de fromage    チーズのクリーム
creme de citron     レモンのクリーム
12x3x3.5cm 90gくらい
上には 名前のカード 細いひも状のチョコレート 甘味ひかえめの 
全粒粉?グラハム? 小麦だけではなさそうなクッキー
黄色部分は レモンカスタードクリーム 酸味が強く なめらかです つやがきれい レモンのの皮の風味もしっかりでています
上にうすく透明のゼリー状の層があります
いわゆる レモンパイの中のカスタードクリームのイメージです ずっとなめらかできめ細かいですが
下の白い部分 まっしろで やわらかいムース状 それでいて、クリームチーズ味濃厚
ほんのり レモン風味もあります
台は 薄い長方形のこむぎのクッキーを 厚紙にチョコで固定
そのうえに 互い違いに 上にのっていたのと 多分同じクッキーが 配置されています
個々のクッキーは ムースの水分を若干すっているのか やや甘めでしっとりとしています

  • Biscuit chocolat aux amandes sirop cosis Feuillentine braunee カシスイエ 750円

Biscuit chocolat aux amandes アーモンドとチョコレーのクッキー
sirop casis        カシスのシロップ
Feuillentine braunee    ブラウニーの フイヤンティーヌ?
casis           カシス
11.5x3x3.5cm 95gくらい
このケーキにかぎらず どのケーキも 層がきれいです
上にアーモンド ピスタチオ 砂糖の小さなかたまり 透明水飴状のもの 半分は つやのあるチョコレートでコーティング
上面は カシスとホワイトチョコでしょうか? カシスの酸味 口の中ですーっととけていく印象
その下 甘さ控えめチョコスポンジ
その下 カシスムース こっちの方はカシスの実もはいっていて もう少し 生クリーム味が強そう カシスの酸味
1番下にチョコスポンジ と思ったら、これ、3層ですか?
上面は ナッツのカリカリの薄い層
中は甘めのチョコスポンジ 洋酒風味でしっとり
下面はダークチョコ これで、台に固定されています

フランス風だと もっとこってりこってりかと 思っていたのですが、
カシスもきいていて、それほど こてこて という印象はうけませんでした
味わいのミックスの深さは 特に 下の方のケーキでは 感じました
でも、700円越えはね、、なかなか 買えませんね


レジ付近で チョコを発見 並んだ反動で衝動買い 衝動買いの値段ではありませんが、

  • ショコロン 抹茶 460円

直径4 高さ2.5 20gくらい
原産国フランス なので、あちらでつくって送って来ているのですね
賞味期限は2週間くらい
カロンをチョコレートコーティングしたようなお菓子
中央は ねっとりとした抹茶味の強めのチョコレートが入っていました





青木さんは、 パリにしらっしゃるので、
もちろんレシピや お店の構成は指示されたものでしょうが、
絶対に この生ケーキは 直接は作っておられないはずで、
お弟子さんたちが レシピに忠実に作っておられるのですよね
ケーキは 季節によって、配合がかわる とか 
季節感によって メニューをかえる とか ききますが、
そのようなことまで、まかせられる 部下を育てていることは これまた、すごいことであるとおもいます。


で、どのようにすごい方なのか、ちょっと勉強してみようかとおもいました。


受賞歴
1995年 シャルル・プルースト杯 味覚部門1位 芸術部門2位
http://www.mylifenote.net/2009/11/20/20091120pa2.pdf
がでています


シャルル・プルースト杯とは、創設200年以上の歴史を誇る、フランスで最も権威ある製菓コンテストの一つ。
優秀な菓子職人であったシャルル・プルースト氏にちなんで始まった。
ケーキとそれを飾る
エス・モンテ(大型の工芸菓子)、
デギュシタシィオン(味)、
プレザンタシオン(芸術性)の3部門で技量を競い合う。
1997年のコンクールを最後に、 以後10年近くもの間開催されなかった大会でしたが2006年に復活!
http://cake100.net/words/syaruru.php にでていました


では現在は?
2012年10月の規定
シャルル・プルースト杯は、アーティスティック部門とデギュスタシオン審査部門の合計に
より決定される。
アーティスティック部門賞
デギュスタシオン部門賞
一般大衆部門賞
プレス部門賞
審査は、味覚審査50%、ピエスモンテ40%、当日競技の仕上げと飾り10%、の総合で決定
http://www.charlesproust.com/REG/ConcoursCharlesProust.nsf/ReglementCharlesProust_JAP.pdf
なんだとか、



ルレ・デセール(Relais Desserts)
フランスの パティシエおよびショコラティエが組織する協会だそうで、東洋人はいまのところ4人 そのうちの一人が 青木定治氏だと ウィキペディアにでていました


つまり、日本では 東京で認められないと という風潮があるのと同様で
ケーキ チョコレートは
世界では フランスで みとめられないと 泊がつかない ということですね。
だから、とにかく フランス万歳 になっているのですね
ちょっと仕組みが 理解できました。