パッキングの一例

さきほどの五感さんのケーキの パッキングの一例をこの機会にまとめておこうとおもいます
なぜなら、ケーキの箱の形態の流れがかわってきているからです


日本では あたりまえの おもちかえりケーキ文化ですが、 実は世界的に見て とても、特殊な日本特有の文化のようです
観光程度にしか 旅行はいっていないので、詳しくはわかりませんが、
おもちかえりケーキをしている現場を見たのは ウィーンくらいのものです
それも、ひどく、手際がわるいのをみてしまいました
フランスでもおもちかえりケーキはあるそうですが 保冷剤をつけてもらったことはあまりないと フランスに長くすまれている方からおききしました


日本においては、保冷剤はだいたい2時間まで 2時間以上というと、たいがい、保証できません といわれます
夏だと1時間くらいでも どんどんとけてきます
最近新幹線の構内の箱に入ってひっくり返しても大丈夫なタイプのケーキは 箱ごとアルミの保冷袋で覆って 8時間くらいは大丈夫 にしてくれるところが多いです
デリケートな生ケーキは とても、無理ですが、、、。

最近は箱タイプが多いです このタイプだと数軒はしごをしても 重ねられるので便利です 最近はこういうタイプがふえました
これだと、紙袋まで必要になってくるのですが、、
昔はたいがいはもちてのある箱にはいっていました。写真は2010年10月の不二家さんのもの 左側の箱がそうです

隙間は 細い紙をきったものをセロハンテープではって、固定しています ここでは、その中に 保冷剤 紙ナプキン プラスチックスプーンがはいっていました。ここの固定は けっこう簡単な方です
もっとこったのの写真は 1番下の行の別の日のブログにあります

この写真は2010年7月のアンリシャルパンティエさんのケーキですが このように、しっかりとした台に チョコや飴でケーキを固定しておき
その紙を 箱に固定する(1部飛び出ているところを箱の底にセロテープで固定する)ことによって 動きにくくしているおみせもあります
だいたいは 固定した上 先ほどの紙で巻いていることが多いですが

そして、驚くのが、箱の収容方法 この箱もおりたためば、すっかりばしょをとらない仕掛けになっています
前の京都のパティスリー ボウ・ベル・ベルさんの箱
も 折りたたみのすごさに関して感動ものでした。

本当にすごい技術だと思います。
つい、あたりまえにおもってしまいますが、、
おそらく、風呂敷などにも共通する 収納便利 どんなものでも固定してみせる(風呂敷の日本酒の瓶の包み方にはおどろきました)日本特有の文化なのでしょうね。


保冷剤と英語での説明は別の日のブログに