セシルの花束さんのチーズケーキ

ヌーベルガトー セシルの花束さん CECILE FLOWERSは、福岡県のケーキ屋さんだそうです
ホームページに フランス 東京 神戸で修行された とかかれています。
味はフランス風 また、アレルギーの材料を使わないお菓子にも挑戦されているようです。
http://www.cecile-flowers.com/CMPortalEGen.aspx
伝統的フランスケーキと 教えていただいたので、買ってみました
通販はホールで買わないといけないので、、極力買わないのですが、今回は誘惑に負けて、、


トゥルトゥーフロマージュ 2500円
セーブルチーズ(ヤギのミルクから作ります)を使ったチーズケーキです。チーズケーキは黒く焼くと「苦味」が出ますが、当店独自の製法で苦味を感じないようにして、程よい焼き色に仕上げています。甘さをおさえたチーズケーキです。台はパートブリゼ(甘味のない生地)です。
と、ホームページにあります。
直径18cm 高さ4cmくらい 540gくらい
tourteau fromage
http://www.sweet-cafe.jp/chihougashi/26.html
に写真がありますが、あの写真が 私の記憶にある (たぶんチーズ王国で買った)フランスの輸入品の黒いチーズケーキに近いと思います。下がタルトきじで、上の黒い層がしっかりと、、、
ここのサイトにもブルーチーズとは書かれていませんね、、
やっぱり、このケーキは 羊のチーズだけなのでしょうか、、


さて、本題 セシルの花束さんのフランスの黒いチーズケーキ
ホームページにもかかれていますが、ずいぶん工夫されていて切っていない状態でよくここまでみきわめられる、、というほど、表面の黒い焦げた部分が1mmもないところで、焼き上げられています
ですから、ここをはがして食べることはできません、あまりにうすいので、、また、焦げの苦みも出ていません

中身はスフレというよりは、パン生地に近いような、、甘味のほとんどない、ほんのり黄色いチーズ部分
噛んでいるうちに ヤギのチーズの味がほんのりしてきます
昔 輸入品で食べたのより しっとりとしている印象です。作られて日が経過していないからでしょうか。
台は 薄いバターでできた タルトのような生地 チーズ部分のあまみがないので、、ホームページには
甘味のない台 とかかれていますが、台の方がやや甘味を感じます
それくらい、本体は 甘味をおさえている ということですね。
暖めると チーズ部分がもちっとして、チーズの香りが増します 台もサクサクに
私は暖めて 食べた方が好きです。


フランスでは お菓子としてでなく お食事やワインのお供として食べられているのではないでしょうか?
フランスはチーズの種類が豊富なので、ほとんどそのままで これは、チーズでなく チーズケーキ?という、チーズもあります。
そんなチーズにジャムをそえて、食べる文化があるのですから、わざわざチーズを加熱したりしなくても、、、  
それゆえ、フランスでは日本ほど 日本でいうところのチーズケーキの分野が発達していないのでは?
この、トゥルトゥーフロマージュ はそんなフランスのなかでも、伝統をもつ、フランスのチーズケーキなのでしょうね。


アメリカで食べた キャロットケーキは1人前が 10x10x7cmくらいはあって、上にアイシングが5mmくらい圧塗りで上面全部にぬられていて
ケーキも甘味が強く アイシングをどけて、、この大食漢の私が たべても、たべてもなくならないケーキをうらめしくおもった記憶があります。
大きさ 味にしても 国によって こんなにちがうものなのですね。
アメリカは乾燥しているので 飲み物も超特大 
フランスでは 普通に出てくるバターは無塩バター 
外国人と、日本人では唾液分泌量がちがうので、、パサパサ好み しっとり好みが違うって、本当でしょうか?
本当に味わうには その環境下のほうが、わかるのでしょうが 体の機能までは、かえられませんものね、、
おちついて 自分の家で食べられるのが、1番いいのかも、、、


フランスに行っても めったにおめにかかれない黒いチーズケーキ たんのうしました。